はじめての鍼治療/(身辺雑記)
- 2017/05/22(Mon) -
 先の土曜は、翠月庵で柳剛流剣術と神道無念流立居合、そして手裏剣術の稽古。

 帰宅後、晩酌をしていつのまにか気絶してしまう。

 すると明け方、左胸に肋間神経痛の痛みを感じ、不本意ながら目覚めた・・・。

 疲れがたまるとよく肋間神経痛が出るのだが、土曜の稽古は指導中心で、自分自身はそれほど疲労を感じるようなものではなかった。

 「急に気温が上がったからかなあ・・・・・・」などとボンヤリ思いつつ、日曜は終日、認知症グループホーム関連のインタビューのテープ起こしを行う。

 午後になると、胸の痛みは和らいできたのだが、こんどは肩こりがひどくなってくる。

 もともと、肩こりはあまり感じる方ではないので、どうしたのかなあと思いつつ、夕方には仕事を終えて晩酌、後、意識を失う。

 すると、深夜1時過ぎ、首と背中に激しい痛みを感じて目覚め、以後、まんじりともせずに夜明けを迎えた。

 子どもの頃から、よく寝違えで首を痛めることが多かったので、今回も多分、酔っぱらって寝てしまい、その間、無意識に肩や胸の痛みをかばっていたことから、寝違えてしまったのであろう。

 ことに、左の肩甲骨周りの痛みが激しいので、朝いちばんで、自宅から歩いて2分ほどの場所にある、かかりつけの接骨院へ向かう。

 たしか前回受診したのは、空手の稽古で腰を痛めたときなので、治療を受けるのは2年ぶりだ。

 ここの先生や職員の接骨医さんたちは腕が良く、また私の体質からか特にお灸がよく効くので、かくかくしかじかと症状を話してお灸をお願いしたところ、筋肉に炎症があるので今日はお灸よりも鍼の方が良いとのこと。

 そこでまず、20分ほどマッサージをしてもらった後、はじめての鍼治療を受ける。

1705_鍼
▲写真はイメージです(合衆国海軍による鍼治療だとのこと・・・)


 「う~む、これはリアル藤枝梅安だなあ・・・」などと思いつつ受ける鍼治療。

 首や背中、左腕などに10本くらい(?)鍼を打たれ、「この後は7分ほど、そのまま安静にしていてください」と言われ、あっという間に気絶。

 鍼には睡眠導入効果があるのか、いや、昨晩は痛みで熟睡できなかったからかもしらん。

 ブ~っというアラーム音で目覚め、本日の治療は終了。

 今週末には松代で柳剛流の演武があるので、「それまでに痛みはとれますかねえ?」と聞くと、では明日も来てくださいとのこと。

 ちなみに今、これを書いているのは治療が済んでから1時間後で、肩と首はまだ鈍く重い感じがあるのだが、肩甲骨周りの痛みはほぼ消失しているではないか!

 おそるべし、鍼治療。

 とりあえず、今晩の稽古は控えめにして明日も受診し、週末までには体調を万全に整えたいところだ。

 アラフィフの武術・武道人たるもの、持つべきものは腕のよいかかりつけの治療院だよなと、しみじみ実感した次第である。

 (おしまい)
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一年祭と墓参/(身辺雑記)
- 2017/05/03(Wed) -
 今日は伊豆にて、母の一年祭(仏教でいうところの一周忌)。

 その後、先月他界した父の墓参も済ます。



 そして明日は本部稽古、明後日は諏訪明神社奉納演武会。

 ちなみに明日、5月4日は、柳剛流祖・岡田惣右衛門の生誕252周年でもある。



「死別はもう逢えないだけのことで、それ以上でもそれ以下でもないから、必要以上に哀しまないことだ」(伊集院静)

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 (了)
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武装して外出する/(身辺雑記)
- 2017/04/21(Fri) -
 武芸などをやっていると、時折酒席などで素人さんから、「普段から武器とか持ち歩いているんですか?」、などというバカげた質問をされることがある。

 いうまでもないが、私は稽古場への行き帰り以外で、武具を携帯したり持ち歩くことはない。

 丸腰で危急のことがあれば、文庫本でも万年筆でも、手元にあるものならなんでも「手裏剣に打つ」のが、手裏剣術者のたしなみであるし、そもそも稽古目的以外で武具を持ち歩くというのは、軽犯罪法やら銃刀法やらに抵触して、なにかと面倒なことが多いのである。


 ところがこの前の日曜日、朝から親しい人を送り迎えしなければならないために徒歩で外出しようとしたところ、市の防災無線から警察より緊急放送があり、刃物を持って人に襲い掛かった暴漢が逃走中なので、市民は外出を控えて自宅にいろとのこと・・・。

 まったく、ここは魔界都市なのかよと思うのだが、これが21世紀の我が街の現実だ。

 なにしろ2年前には、当市の近隣にあるK市で、子供を含む6人もの一般市民が、自宅にいたところを白昼堂々、頭のイカレタ外国人に刃物で襲撃され殺害されているのである。

 一方で、たとえば何らかの急迫不正の侵害があった場合、110番してから現場に警察官が到着するまでの時間(レスポンスタイム)は、全国平均で約7分もかかるのだ。

 刃物を持って逃走中の強盗未遂犯に襲われて、のんきに7分間も警察官の到着を待っている暇はないし、さりとてご婦人の送迎という大切な用事があるというのに、刃物男にびびって自宅でぼけーっと退避しているわけにもいかない。

 しょうがないので、ヒップバッグに射程5mのOCガススプレーと、4135カーボンスチールの特殊警棒、印字打ち用の大型六角ナットを3つ入れて外出する。

 ちなみにスタンガンは、私はこの道具がどうも好きになれないので、今回も置いていくこととする。

 当然ながら、この状態で警察官から職務質問を受けた場合、これらの護身用具(合計約2万円)は没収されて返却されない蓋然性が高いわけだが、この状況ではそれも仕方あるまい。

 逃走中の頭のイカレタ犯罪者に刺されてケガをしたり、大切な人が刃物で傷けられたりするよりか、護身用具を没収されるほうがましだろう。

 なにしろオマワリさんは、通報してから7分後まで、私も親しい人も、だれも助けてはくれないのである。

 また自分一人であれば、相手の顔にお茶の入ったペットボトルでもぶつけて、あとは走って逃げればいいのだが、守らねばならぬ人がいる状況となると、自分だけ逃げるというわけにもいかない。

 本当なら、刃物を持った犯罪者が街中をウロウロしているのだから、32口径程度の中型拳銃くらい携帯して出かけたいところなのだが、当然ながら日本では、市民に護身目的での銃器の所持・携帯は許されていない。

 そこで合法的な範囲内での自衛となると、催涙スプレーや特殊警棒、スタンガンといった程度の、アドレナリン全開で刃物を手にこちらへ襲い掛かってくる強盗犯や、ドラッグでラリッって痛覚がマヒし、ちょっとやそっとの攻撃には動じない薬物中毒患者相手としては、いささかお寒いレベルの武装で我慢せざるを得ないというわけだ。


 それにしても、当地の治安は悪い。

 我が家の前のバス通りでは、数年前から連続強姦魔が出没しており、何人もの女性が被害にあった挙句、最近になってようやく逮捕された。

 また、市内にはギャングじみた若者の犯罪者集団がおり、殺人未遂で摘発されたりしている。

 いったいここは、どんな犯罪都市なのかと思うのだが、これが都心から電車で40分足らずにある我が街の現実なのである。

 まったく、嫌な渡世だナア・・・・・・。

 (了)
 
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春爛漫/(身辺雑記)
- 2017/04/17(Mon) -
 拙宅の前の桜は散ってしまったが、翠月庵の稽古場の周りの桜は、まだ咲き誇っていた先週末。

 稽古場で、家主さんが飼育しているウサギが出産した。

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▲まだ目が完全に開いていない子ウサギたち


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▲掌に乗るほどの小さなウサギの赤ちゃん


 そんな命の息吹を感じながら、稽古では板金を打つ心にての4間直打に集中。

 ぎりぎり尺的に集まるも、調子はいまひとつ。

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 ま、何はともあれ、春爛漫である。

 (おしまい)

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清明雑想/(身辺雑記)
- 2017/04/13(Thu) -
 日常に戻らねばならぬ。

 そのために今日は、インバウンド向けの観光記事を10本ほど書く予定。

         *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

 今も翠月庵は野天稽古場であるし、若い頃も旧師の方針で野外で稽古することが多かった。

 このため、地面の上でもそれなりに受身は取れたものだが、加齢とともに、また若い時と違って今は稽古のメインが柔術ではないこともあってか、野外での受身は厳しい。

 先日の岐阜での柳剛流演武は、コンクリート打ちっぱなしの野外ステージが会場だったのだが、剣術の接触技法で受身をとった際にお尻をぶつけたらしく、今日になってもちと、お尻の筋肉が痛い。

 歳は取りたくないものである・・・・・・。

 しかし一方で、「まだコンクリートの上で受身をとっても大丈夫だな」という、妙な安心感も覚えた演武であった。  

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 朝、先日入門したS氏から、柳剛流に関する質問がメールがあったので返信する。

 こうした質問はいつでも大歓迎なのだが、それはあくまでも日本語での場合。

 外国人弟子の場合、英語でのやり取りになるので、申し訳ないが、このようにレスポンス良く返事をすることができない。

 翻訳ソフトが進化しているとはいえ、やはり未だにナゾな日本語のレベルなので、到底、クリック1つで文章完成とはいかず、日本語なら10分で済む返信が、私の場合1時間もかかったりするので、じつにたいへんなのだ。

 熱心なので、できるだけそれに応えてやりたいとは思うのだが、やはり日本文化を日本人の師について学ぶのであれば、日本語の会話はもちろん、読み書きもできるようになってもらいたい。

 たとえば、私が英国でwitchcrafのcoven入団を志すのであれば英語の読み書き会話は必須であろうし、トルコで絨毯職人に弟子入りしようとするならトルコ語の読み書き会話はできて当然であろうし、サラワク州のプナン族に吹き矢を教えてもらおうと思ったらプナン語を学ばねばなるまい。

 そういう意味で、日本文化を学ぼうという外国人は、会話はもちろん、日本語の読み書きを習得しておくべきだろう。

 人生の時間は有限であり、私にはほかにやるべきことが山積しているので、自分の時間や能力を、今後、英語力の向上に使う余裕はないし、そのつもりもない。

 てなわけで、

 「我より童蒙に求むるにあらず。童蒙より我に求む」

 という易の哲理を理解してほしいものである。

 ま、日本語読めない人には分かんないか・・・・・・。

 (追記:これまではエキサイトやヤフーなどの翻訳を使っていたが、今日はじめてグーグルの翻訳を使ってみたところ、かなり使い良い。これなら割合早く、気軽に英文の返事がかけそうである。ま、面倒なのは面倒なのだがなあ・・・)

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 SNSで度々拙ブログを紹介してくださる、周防のRさん。

 お気遣い、かたじけないです。

 五十路を目の前に加齢の影響か、季節の変わり目となると何かと体調不良の多いこの頃ですが、だましだまし細く長く、武芸の修行に精進しようと思います。

 武芸の世界も、結局は最後まで生き残った者、長生きしたもん勝ちということかもしれません(笑)。

 (おしまい)
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