意味のある偶然/(手裏剣術)
- 2010/06/28(Mon) -
 時折、というか実はしばしば、「最近、手裏剣術の稽古で、ここがいまいちなのだなあ・・・」などと思っていると、相談したわけでもないのに、鈴木崩残氏の松の間をのぞいてみると、ずばり、こちらが苦心している点についての指摘がされていたりする。

 こうしたある種のシンクロニシティが、驚くほど頻繁に起きたりすることは、こと武友の間では多いことは、体験的に感じている。

 今回もそのものずばりであった。

 「無冥流・松の間掲示板」http://www.mumyouan.com/k/matunoma.html

>●ちなみに、数本を一定の動きで、
>一定の手離れ位置で打っているつもりなのに、
>途中で刺さらなくなる最も大きな原因の一つは、
>(以下略)

 なんですよ。

 ようは、久々に定期の稽古を再開したため、打剣が雑になってたんだということである。バンバン連続して、黙々と打ってましたしね(爆)。

 とにかく、今は数稽古よりも丁寧な打剣、いやそれこそ1本打ちの原点に帰らねばと、しみじみ思った次第デス。

 なおちなみに、私は不可知論者なので、科学的な意味で、厳密にはシンクロニシティという現象は信じていません。

 しかし、体験的にはよくあるような気がする・・・、とも思っています。

 ま、人は所詮、矛盾を抱えた多面体ですから。

(了)
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ゆく川の流れは絶えずして・・・/(身辺雑記)
- 2010/06/27(Sun) -
 仕事の大波がひとつ去って、ここしばらく少し平穏な日が続いていたわけだが、明日から再び次の大波が押し寄せてくる。とりあえず、毎週土曜の稽古は、基本的に定日・定時で行う予定だが、8月に向けて公私共に苛烈な日々が続きそうだ・・・。

                   *  *  *  *  *

 刀法併用手裏剣術の際、現実的な間合の問題については、要するにすべてにおいて普段の稽古(演武)では1尺程度遠い、つまり運足でもう一歩、ということ。ではその違和感を、日常の稽古でどう解消していくのかが課題である。

                   *  *  *  *  *

 同じく、刀法併用手裏剣術で使用する軽量剣について、最終的にどれにするのかという問題だが、実際のところ、3間以内という距離では、現在、比較している4種の剣は、いずれも性能的に大きな差異はなく、結局は使う側の好みである・・・、という、ある意味でみもふたも無い結論に達しつつある。

 その上で、現時点での市村個人の主観だけで言うと、比較してきた4種の剣で、もっとも威力(速度と刺中力)・バランス・携帯性・美観・コスト、以上5点の平均点の高い剣は、米国フライング・スチール社製の剣(角型/全長220ミリ/幅7.5ミリ/重さ約96グラム/1本10ドル)という結論に達しつつある。

 これについては、改めて近いうちに、詳細なレポートをまとめようかと思っている。

 1つだけ問題なのは、海外通販ということで、購入手続きが今ひとつよく分からんということである。さらに私のように、平成の世に生きていながらクレジットカードというものを1枚も持っていない人間は、普通に購入できるのか? 今ひとつ、なぞである。

 まあこれは、同社のページをきちんと読めばよいのだろうが、もうすっかり英語の読み書き会話を失念してしまった私にとっては、これはかなりハードルが高いということだ。

                   *  *  *  *  *

 世の中はサッカーのワールドカップでにぎわっているようだ。まあ、日本人として、自国の代表が活躍している(らしい)というのは結構なことだと思うのだが、基本的にサッカーにはほとんど興味がない。

 同じような意味で、フリーの記者という仕事柄、どうしてもPCやらITやらとは縁を切れないのだが、基本的にアイフォンにも、アイパッドにも、まったく興味がない。それどころか、たかが携帯端末を買うのに、わざわざ店で見ず知らずのアルバイト店員からハイタッチを強要されるかと思うと、ますます購入したくない。

 しかし、アイパッド関連のコンテンツの仕事が来れば受注せざるをえないだろうし、そのために本体を導入することもありえるのだろうなあと思うと、まことに浮世は生きづらいものだ。

 まあノスタルジーといわれればそれまでだが、電源がなきゃ読めないものってのは、情報やエンターテイメントたりえても、書籍ではない。あたりまえだ。

 そして私は、内容も外形も、触感も嗅覚も含めた統一体としての書籍が大好きなのである。

 だから、webの青空文庫で放哉を読んでもちっとも楽しくないが、昭和47年刊行の分厚い一刊全集の『尾崎放哉全集』をヤフオクで落札して、郵便小包で受け取ったときの実感に歓喜するわけだ。

                   *  *  *  *  *

 近々、プライベートで、ちょっと大きな変化がある予定である。その変化が吉と出るか、凶と出るかは、10年くらいたたないと分からないだろうが、とりあえず、2010年は私の人生にとって、新しい節目の年になりそうである。

 といっても、翠月庵の稽古は、粛々と続けていくのでご心配なく。

 (了)




  
 
 


 

 
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稽古できるヨロコビ
- 2010/06/20(Sun) -
 1ヶ月以上の長きにわたり、私の生業の都合で稽古会をお休みしてきましたが、本日から、久々に再開することができました。

 この間、これまで18年間の記者生活でも類をみないほどの多忙さで、手裏剣も刀もほとんどさわることなくすごしてきましたが、これほどのブランクはここ10数年で初めてでした。

 そういう意味では、今日の稽古は、なにしろ稽古不足で刺中は目を覆うばかりのものでしたが(笑)、一方で、「稽古できるヨロコビ」というものを、存分に満喫できました。


 私たち、現代社会に生きる武術・武道人は、つねに仕事と稽古の両立という課題にさらされており、それは一部の職業武術・武道家以外は、避けて通ることのできないハードルです。

 ですから、私自身、時折、後進から、「なかなか稽古に出られない」、「仕事が多忙で稽古に出られない」などという相談を受けたときには、「それはそれでしょうがない。稽古のために仕事を犠牲にするようでは、武術・武道家として一見立派なように見えるかもしれないが、そもそも社会人としては失格。そして社会人として失格の人間は、武術・武道人としても所詮は三流だよ。私たちアマチュアの武術・武道人は、絶対に稽古を理由に仕事をおろそかにしてはいけない。だから、人生の中で多忙な時期があれば、一時、稽古を中断しても良いと私は思うよ」と、話してきました。

 そんな自分自身が、実際に多忙で稽古ができない状態になったわけですが・・・。

 いやこれは、かなりきついですね、精神的に(笑)。

 12歳から武術の稽古を始めて、武術・武道はもう生活の一部になっていますから、これを丸1ヶ月以上、まったくやらないというのは、想像以上の苦行でした。

 それだけに、今日の稽古は、実に楽しいものでした。

 稽古できるヨロコビ。

 これをいつまでも、忘れずいたいとしみじみ思います。

 追伸

 庵主不在の間、コメントを発信してくれた、合掌土偶君と頬杖土偶君、アリガトウ。

 (了)
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土偶はつぶやく
- 2010/06/15(Tue) -
DSC_4744 八戸駅 頬杖土偶


 ヨウヤク生業ノ大波ガサリツツアル庵主ニ代ワリ、ゴ゙挨拶ヲ申シ上ゲマス。

 会員ノミナサマニハ、先週末ノドタキャンナド、タイヘンゴ迷惑ヲオカケシマシタ。

 今週末モ土曜ハオ休ミシマスガ、代ワリニ翌日ノ20日(日曜)15時カラ久々ニ稽古ヲ行イマス。

 庵主モ、ムコウ1ヶ月以上手裏剣ヲ打ッテオラズ、「自分自身の稽古も含め、こんなに稽古ができなかったのは、この10年間で初めてだよ・・・」ト、ボヤイテオリマシタ。


 ソレニツケテモ、ココ数ヶ月ノ庵主ノ激務ブリハ筆舌ニツクシガタイホドダッタヨウデ、心身トモニ消耗シキッテオルヨウデス。

 近日中ニ庵主ノ士気モ回復シマシタラ、コノブログニテ、以前ノヨウニ、皆様ト武術・武道ヤ日々ノヨモヤマバナシヲ楽シミタイト申シテオリマシタ。


 ソレニツケテモ、モウ紫陽花ガ満開ニナル季節ナノデスネエ・・・。

 土偶 拝



 
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合掌シテオ詫ビシマス
- 2010/06/05(Sat) -
DSC_4743 八戸駅 合掌土偶
 尋常ナラザル多忙サユエ自分ノ稽古スラママナラズ、私信ノゴ返事ナドモ滞リガチナ庵主ニ代ワリマシテ、会員諸子ヤ武友ノ皆様ニオ詫ビシマス。

 申シ訳ゴザイマセン。

 ナオ庵主ニヨレバ、来週末カラハ、稽古会ヲ再開スル予定ダソウデス。

 土偶拝

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