再び黒帯をしめる/(武術・武道)
- 2017/02/16(Thu) -
 昨日は空手の稽古。

 新たな気分で、2時間たっぷりと汗をかく。

 何が「新たな気分」だったのかというと、久方ぶりに黒帯をしめて稽古に参加したのである。


 私が今通っているのは、県連が主催する空手教室で、生徒は子どもたちと中高年の初心者が中心となっている。

 そもそもは、転居によって流派の本部に通えなくなり、そのほかにも思う所があって、その流派を退会したのが6年前。

 それでも空手道の稽古は継続したいと思っていたところ、自宅から自転車で10分の場所にある県立武道館に、この空手教室があるのを見つけて参加し始めたのが5年前だ。

 その際、初心者向けの教室であるし、私自身、この時は約2年ほど空手の稽古から遠ざかっていたので、気持ちも初心者に戻ろうと、稽古には白帯を締めて参加した。

 ところが、この教室は県連主催のため、いろいろな流派の先生方が指導に当たっており、その中に私が所属していた会のA先生もいらっしゃり、稽古参加初日から、「瀬沼さん、なに白帯しめてんの?(笑)」と言われてしまった話は、たしか以前、このブログに書いた。

 その後もずっと、私はこの教室には白帯で参加していたのだが、先日、この教室の一般の部生え抜きの生徒であるAさんとBさんが初段に合格し、晴れて黒帯をしめて稽古をするようになった。

 すると、指導に当たられているベテランのB先生が、

 「白帯の人が黒帯をしめるのは、みっともないだけだからいいけど、黒帯の人が白帯をしめて稽古をするのは、ちょっとズルいよなあ(苦笑)」と、私の顔を見ながら笑う。

 たしかに、この教室に入ったときには2年間の稽古のブランクがあったが、それから5年間この教室で稽古を続け、私の錆びついた空手の業前も、多少は錆びが落ちてなめらかになってきたかと思ってはいた。

 そんなこんなで、元の流派の師範であるA先生のご了解をいただき、先日の稽古から気持ちも新たに、改めて黒帯をしめて稽古に参加するようになったというわけだ。

1412_空手型試合
▲12年前、弐段をとったばかりの頃。形試合で「祝嶺のバッサイ」の形を打つ。若い・・・・・・。


 帯ひとつのこととはいえ、やはり黒帯をしめて稽古場に立つと、意識が一段と引き締まる。

 ま、有段者といっても全日本クラスの「ピン」から無名の「キリ」までいるわけで、もちろん私はキリの部類なわけだが、それでもキリはキリなりに、有段者としてあまりみっともないことはできないなということで、白帯での稽古とは違った「気」が入るというものだ。

 たかが帯、されど帯・・・・・・。

 (了)
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