2月の水月塾本部稽古~柳剛流、伝書講義、荒木流、柳生心眼流/(武術・武道)
- 2017/02/27(Mon) -
 昨日は、水月塾本部での稽古。まだ暗い朝5時半に武州の草庵を出立し、甲州へ向かう。

 9時半に本部稽古場に到着し、午前中は小佐野先生に打太刀をとっていただいて柳剛流の稽古を行う。

 剣術、突杖、長刀の後、居合では体変換の捌き、斬りの際の拍子について手直しをしていただいた。



 昼休みには、お楽しみの伝書講義。

 今回は柳剛流今井派の切紙、目録、免許、さらに岡田惣右衛門創始の柳剛流とは別系統と思われる、紀州名倉村(現在の橋本市)に伝えられた「柳剛流柔術」の伝書類、さらに京都に伝えられた長谷川派新海流柔術の秘伝書を拝見し、師よりご解説をいただく。(柳剛流関連の伝書の詳細については、また稿を改めて記す予定)。

1702_柳剛流柔術伝書1
▲紀州に伝えられた「柳剛流柔術」の切紙


1702_柳剛流柔術伝書2
▲同じ「柳剛流柔術」の授受規則状


1702_新海流伝書
▲長谷川派新海流柔術の秘伝書。殺活の穴所が、1か所ずつ示されている



 午後の稽古はまず荒木流抜剣から。構えや運足、間合・拍子などについて、細かく手直しをしていただいた。

 その後は、柳生心眼流。

 「表」、「中極」、「落」、「切」の素振りの後、「取返し」7ヶ条をご指導いただく。28ヶ条の素振りの土台に立って、より即応性の高い技の錬磨となる点がたいへん興味深い。

 次いで、師にお相手をいただき向い振り。心眼流特有の重ね当の激しい衝撃が、ある種、稽古の心持ちとして心地よい。その後、各種実践技法についての指導と解説をいただき、夕方5時前に本日の稽古は終了。

 今回も充実した1日であった。

 稽古後はいつもの通り、師の行きつけの酒処で小宴。すっかり酔い、千鳥足で武州への帰路に着いた。

 (了)
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