柳剛流祖生誕252周年と奉納演武/(柳剛流)
- 2017/05/08(Mon) -
 先のブログでも少しふれたが、去る5月4日は、柳剛流祖・岡田惣右衛門の生誕252周年であった。

 流祖は明和2年3月15日(1765年5月4日)に、武州葛飾郡惣新田(現在の埼玉県幸手市惣新田)に生まれた。

 幼少の頃から神童の誉れ高く、18歳で江戸に上った後、大河原右膳に師事して心形刀流を学ぶ。その後、諸国を遍歴し、三和無敵流をはじめとした諸流を学んだ上、「断脚之術」を編み出して柳剛流を打ち立てた。


 それから200有余年。

 流祖生誕日の翌日にとり行われた、国際水月塾武術協会主催の富士北口諏訪明神社奉納演武会にて、柳剛流の剣術と居合、そして長刀の演武を神前に奉納させていただけたというのも、何かの縁を感じる。

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▲柳剛流居合 「向一文字」


 また今回の演武では、我が師である小佐野淳先生のお導きにより、柳剛流剣術と合わせて免許秘伝の長刀についても演武させていただいた。

 これは、200年以上に渡る柳剛流の歴史の中でも初めてのことであると思われ、この点でも今回の演武は、柳剛流の歴史において大きな意味のあるものとなった。

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▲柳剛流長刀 「左首巻」


 2世紀を超える時代の荒波をくぐり抜け、先人・先達の方々の尽力により平成の現在まで受け継がれてきた柳剛流という「宝」を、この先さらに100年、200年と絶えることなく伝えられるよう、非才ながらも微力を尽くしていきたいと、志を新たにした奉納演武であった。

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 (了)
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