夏至、賢治、理科趣味的世界
- 2009/06/26(Fri) -
 いろいろワサワサしておりまして・・・、刀法併用手裏剣術の型の解説は、追々・・・。生業で消耗してしまって、気力がみなぎっていないもので。稽古も文章も、「おりぁぁー!」っという気組がないと、武術・武道というやつには取り組めないものです。


 とまあそんなこんなで、多忙もあって、こないだの日曜が夏至であるということを、昨日まですっかり忘れていました。いやはや、二十四節気や雑節を忘れてしまうようでは、とても風流人に憬れているなどとはいえません。

 夏至といえば、私としては宮沢賢治的世界の、あるいはそれにリスペクトした(BL系に走る前の)長野まゆみ的世界観の象徴のひとつなわけです。詳しくは『夏至祭』や『野ばら』、『少年アリス』などを参照されたし。

 少年時代から武ばったことばかりやっていた一方で、ある意味ネクラ(死語!)な文系少年であった私としては、理科趣味的世界というのは、いつも憬れの対象であった。とうぜんながら、それはあくまでも”文系少年が憬れる”理科趣味的世界であり、はっきりいって学問的な理系の素養は、私にはこれっぽっちもない。しかし宮沢賢治的、あるいは稲垣足穂的世界には、文系少年にも極めて魅惑的な、理科的世界であったわけです。

 そういう憧れは今も変わらず、手裏剣だ、剣術だ、殴るだ、蹴るだ、などという野暮なことを人生の大テーマにしていながら、一方では、ラピスラズリの原石とか、デザートローズとか、昆虫採集用の三角ケースとか、理科用品とかに、物欲を刺激されるわけです。

 そういう意味では、ここ最近の青磁集めなども、ある意味、理科趣味の延長線上にあるような気もしないでもない。

 そんなこんなで、何を書きたかったのか自分でも良く分からなくなってきたが、とりあえず、今晩はいかにも夏至時の夜であり、今、私は三島の小鉢と染付けの小皿が欲しいのだ! っということです。

(おしまい)
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