雲静かにして日月正し/(武術・武道)
- 2017/06/01(Thu) -
 「雲静日月正」(くもしずかにしてじつげつただし)。

 (雲は静かに流れ、太陽や月の運行も正しいゆえ、季節は移ろい、人は平穏に過ごせる)。



 今日から6月である。

 なんの気も無しに暦を見ていたら、今年は旧暦で閏月があることに気づいた。

 それにしても、まだ旧5月7日だというのに、ここ数日は、雨が降るような、降らないようなはんぱな陽気で、我が草庵のある武州・埼玉はなんとも蒸し暑い・・・・・・。

 また、すっかり見落としていたのだが、本ブログのアクセス数が、累計(ユニークアクセス)で10万回を超えた。

 あまたある有名・人気ブログのPV数に比べればささやかなものであるが、こんな私的な記事を、日々30人ほどの方々が読んでくださるというのは、ありがたいことだとしみじみ思う。



 この春は、4月の「苗木城さくらまつり武術演武会」、5月には「水月塾主催第32回諏訪明神社奉納演武会」「松代藩文武学校武道会 第22回春の武術武芸会」と、演武会への出場が続いた。

 諏訪明神社奉納演武会で柳剛流を披露するのは2回目であったが、苗木城の演武では打太刀として、松代藩文武学校の演武では仕太刀として、いずれにおいても初めての柳剛流の披露となった。

 また、諏訪明神社や松代藩文武学校の演武では、柳剛流200有余年の歴史上、初めて免許秘伝の長刀を公開するということで、準備段階から演武当日まで、やはりそれなりに緊張感のある時間であった。

 加えてこの間、父親の死去や母の一周忌などもあり、なかなか演武に臨むに向けて「明鏡止水」「無念無想」といった心の境地には及ばず、精神的にも経済的にも、負荷の少なくない日々であったなというのが実感である。

 結果として、それぞれの場での演武では、自分なりに仕太刀また打太刀として、柳剛流のいち修行人としてあるいは指導をする者として、いずれにおいても手ごたえと次の課題を感じることができたという点で、厳しくも充実した、私の36年間に渡る武術・武道人生において特筆できる2カ月間となった。



 次の演武は10月に再び松代ということで、向こう4カ月ほどは、武芸に関しては粛々と稽古に励む、静かな日々となろう。

 考えてみると、この数カ月間は柳剛流の稽古に集中し、手裏剣はほとんど打っていない。

 柳剛流の更なる精進はいうまでもないが、手裏剣術の腕前についた錆を、少し気を入れて落とさねばなるまい(苦笑)。

1706_柳剛流「右剣」
▲柳剛流剣術「右剣」 打太刀/小佐野淳師 仕太刀/瀬沼健司 平成29年5月28日 松代藩文武学校にて


 ~無念とて無しと思うな唯ひとつ
               心の中に無しと知るべし(柳剛流 免許武道歌)~


 (了)
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