真剣による備之伝と備十五ヶ条フセギ秘伝の稽古/(柳剛流)
- 2017/07/02(Sun) -
 今晩は真剣で、柳剛流居合を抜く。

 日中、机に10時間以上かじりついていただけに、抜付と飛び違いで、萎えてしまった心身に喝を入れる。

 本日はそのまま、備之伝と備十五ヶ条フセギ秘伝の稽古も、真剣で行う。

 普段、この稽古は木太刀で行うことがほとんどなのだが、真剣をもって行うと稽古の厳しさや緊張感は木太刀の比ではない。

 同じように我の剣先を彼の顔面につけても、木太刀と真剣では、まったく「威」と「位」が異なる。

 古流の剣術において、いや、少なくとも柳剛流剣術においては、構えはイコール実体を備えた「技」であり「術」であるわけだが、そういったリアルさや厳しさは、このように真剣をもっての稽古でなければ、私のような凡俗にはなかなか実感することが難しいのだなと、改めて思う。

 触れれば切れ、突けば容易に人体を貫く真剣での稽古だからこそ、木太刀や模造刀では到底感得できない、本当の武芸の厳しさを教えてくれるのだ。

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▲我が愛刀、監獄長光の重厚な切先

 (了)
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