一打必倒の気勢~柳剛流突杖/(柳剛流)
- 2017/08/05(Sat) -
 本日は午後より、翠月庵での定例稽古。

 稽古場の気温は31.3℃、湿度86%、無風、不快指数86。

 本当に、いや本当に暑い・・・・・・。

 しかし、この武州中山道の猛暑酷寒の野天稽古場にて、四季を問わず刀を振るい木太刀を打ち合うのが、武州埼玉発祥である我ら柳剛流の稽古の真面目と言えよう。

 当稽古場からは少々離れてはいるが、同じ武州埼玉の惣新田で252年前に生を受けた流祖も、我々の昔ながらの野天稽古を草葉の陰から見て、微笑んでくれているのではなかろうか?



 本日は、杖道5段で古流の神道夢想流杖術も修めているS氏に、剣術や居合に次いで、柳剛流の突杖を集中的に指導する。

 「ハジキ」、「ハズシ」、「右留」、「左留」、「抜留」と、わずか5本の体系であり、しかも杖の専門流儀として深遠な術理を誇る神道夢想流に比べると、きわめて素朴な柳剛流突杖の業ではある。

 しかし、一打必倒の勇猛な気勢で打太刀を一撃に突倒すのが柳剛流突杖の神髄であり、一刻ほどの稽古を終えて、そんな当流の杖の一端にふれてもらうことができたのではないかと思う。

 一手一手、形の稽古を重ねるごとに、流儀を学び、受け継ぎ、伝えることの喜びを感じられる、厳しくも爽快な稽古であった。


 ~敵は剣身をば柳江修行して
             心せかづに勝を取るべし(柳剛流 武道歌)~



  (了)
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