柳剛流突杖の奥深さ/(柳剛流)
- 2017/08/08(Tue) -
 お盆休み前の原稿ラッシュが、ようやく峠を越えた。

 まだ今週中に取材と編集作業があるものの、とりあえず締め切りのある原稿は来週末までなく、今週末は人並みに休暇が取れそうだ。



 今晩も拙宅の稽古では、柳剛流の突杖を。

 先週末の翠月庵の稽古では、指導をしながら自分なりに改めて学ぶことが多く、さらにこれまでの手控えを再確認しながら、ひとつひとつ形を繰り返す。

 その上で改めて、突杖特有の手之内について、なるほどという気づきを得ることができた。



 柳剛流の体系において、突杖はやや特異な位置付けというか技術的な特性があり、また私自身、これまでの武術・武道人生で「杖」というのは専門的に取り組んでこなかった領域であった。

 このため突杖については、柳剛流の他の三術(剣術・居合・長刀)に比べると、特段、深い感慨はなかったのだが、先週末の稽古以来、「いや突杖も、実に奥深いなあ・・・」と、いまさらながら改めて実感した次第である。

 弾き、外し、巻き落とし、抑え、そして突く。

 この簡素で剛強な業が、稽古をすればするほど味わい深くなるのだから、武芸というのは面白い。

 また、何の変哲もないわずか四尺足らずの杖をもって剣を制するというのは、よほど深い術でないと到底使い物にはならないことは、言うまでもない。

 こうした武芸としての難しさ、厳しさを、術者に明確に感じさせるという点は、ある意味で手裏剣術にも共通するようにも思える。

 柳剛流突杖。

 実に奥深い術である。

 (了)
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