イルカ問題に見る、一神教文化の傲慢さ。あるいは、それに追従する、おちょぼ口な日本人の見苦しさ
- 2009/08/29(Sat) -
豪都市がイルカ漁に反対 和歌山・太地町との姉妹都市停止(J-CASTニュース)
http://www.j-cast.com/2009/08/25048123.html


 クジラの次はイルカか・・・。

 かつて、フォート・ユーコンで私が世話になった、アサバスカ・インデアンの長老の一人、アルバート・キャロル・シニアは、愛用のウインチェスターM94を磨きながら、

「イチムラ、白人には気をつけろよ。あいつらは、まず言葉を奪い、次に文化を奪い、最後には土地を奪うんだ!」

 っと話してくれたことを、いまさらながら思い出すね・・・。あれは、1992年の夏だったか。


 私のふるさとである伊豆でも、数年前だかに、ドイツのエセ・エコロジストに同じように盗撮されて、一部の漁港では、伝統的なイルカの追い込み漁が、中止になってしまってるんだよね。


 しかしまあ、なんで西洋人&おちょぼ口のロハスな日本人は、海洋哺乳類”だけ”が大事かね?

 伊豆半島で生まれ育ち、子供の頃からイルカの燻製や干物、味噌煮をおいしく、ありがたく食べさせていただいた、私のような伊豆人からすると、この人らみんな、洗脳されたファシストだね。

 「20世紀少年」のトモダチに洗脳された、狂信的な人々みたいなもんだ。


 「ぢゃあ、あんたらみんな、ウシとかブタ、殺して食うのやめれば?」

 っと、いうと、

 「家畜だから生育がコントロールできる。クジラやイルカは野生動物だから・・・」

 とかいう、屁理屈を言うわけだ。

 ぢゃあさ、きみらは家畜しか食わないわけだ?

 ムース(エルク)とか、ウサギとかボアとか、いますぐ狩猟禁止しな。もちろん喰うなよ。

 俺は、オレゴンでもファアバンクスでも、フォートユーコンでも、ボストンやニューヨークでも、ムースやブラックベアや、ウサギやリス、さんざん喰わされたぞ。

 これらみんな、野生動物ですから。

 リスのパイは、特にご馳走扱いだったんだよねえ・・・。

 リスは、ちっこくてすばしっこいんで、なかなか鉄砲の弾が当たんないんだ。ショットガンで撃てば簡単なんだが、食べるときに鉛の小粒が一杯でたいへんだから、22口径の子供向けのライフルで撃つんだが、めったに獲れない。だから、ご馳走。

 これ、豆知識デス。

 あと、パースやブリスベンでは、カンガルーやエミューも良く食わされた。

 あんなに可愛いカンガルーさんを殺して、ステーキにして食べるなんて! しんじられなーい!ってなもんだ。

 そういや、クジラさんが大好きなオーストラリアでは、カンガルーの大量殺戮を計画しているのがばれて、国際的に批判されてたっけね。

 ムースさんとか、カンガルーさんは、30口径の大口径ライフルで至近距離から射殺されるとき、さぞかし痛かったんだろうねえ・・・。

 残酷!!

 
 しかしまあ、「神は自分に似せて(西洋)人を作った」という、なんともオレサマキングな文化の人たちだしな。

 そういう連中に、「イルカがかわいそう! なんて残酷なの」っと言われても、困惑しちゃうわけです。

 「イルカは、アマテラスオオミカミが、食卓に供するために創造したのだ」とか、日本人は慎み深いから言わないからね。動物だって、亡くなれば神様ですから、わが瑞穂の国では。

 私ら日本人は、山幸彦と海幸彦の子孫だもんでね、クジラさんでもイルカさんでも、自然からのありがたい贈り物として、頭から尻尾まで、あますことなく食料として、あるいは生活用品の原材料として、大切にいただいいてきたわけ。

 だから、私ら日本人は、食事を食べる前には、その生き物たちに感謝して、「いただきます」というわけだ。

 一方であの人たちは、食事の前には、神様に祈るわけ。「今日も(神さまが)食べ物恵んでくれた、ありがと」って。

 どっちが、生き物に感謝しているんでしょうか(笑)。


 捕鯨に関連するこうした環境問題には、このあたりの、キリスト教的あるいは西洋的偽善が、たまらなく鼻につくわけ。

 恣意的に動物選ぶなと。

 しかもだ、20世紀まで油とるだけのために、世界中のクジラを根こそぎ殺しまくった挙句に、自分らはそれを食う習慣がないもんで、「クジラを守れ~、ジャップは残酷だー」っと。

 さすが、神の名の元に、ネイティブアメリカンを絶滅寸前にまで追い込み、インド人を召使にし、アフリカ人を奴隷にしてた国の人々は、一味違いますな。

 こあたりが、60年たっても、ひたすら大陸と半島の人に、謝罪をし続ける、われわれ気弱な日本人と、西洋人の、圧倒的な違いでしょう。

 あるいは傲慢な一神教文化と、多様性に満ちた多神教文化の違いかね。

 それに輪をかけてげんなりするのが、おちょぼ口でそれに追従する、自称ロハスな日本人の皆さんである。

 具体的には、こういう連中↓
http://www.all-creatures.org/ha/saveWhaleDolphin.html

 もうさ、じゃああんたらみんな、アメリカでもオーストラリアでもいいから、どこなと好きな国に行けと。

 ジビエのない国に。

 私らはきちんと絶滅しないように間引きしながら、クジラさんもイルカさんも、おいしく感謝しながら、無駄にせずにいただくから。


 とまあそういうわけで、太地の皆さんには、こんな傲慢な西洋人&おちょぼ口のエセ・ロハスな日本人の差別に負けず、今後もがんばってイルカ猟を続けてください。

 私も今度実家に帰ったら、イルカの干物をお土産に買ってきます。

 これがまた、軽く炙って食べると、うまいんだよ!

 あと全国各地で細々とがんばっている、クジラ料理店の皆さん。差別や弾圧に負けず、地域の文化を守ってください!

(おしまい)
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