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9月の水月塾本部稽古~柳剛流、甲陽水月流、柴真揚流/(武術・武道)
- 2018/09/24(Mon) -
 昨日は水月塾本部での稽古。

 午前中は、柳剛流居合を師にみていただく。

 折敷の姿勢をはじめ、跳び違い、抜き付け、斬り下ろし、納刀などについて、丁寧に手直しをしていただき、これを念頭に形を繰り返す。



 昼食後の伝書講義では、明治期に記された荒木流の目録を拝見、師よりご解説をいただく。

 なかでも家居段(いあいのだん)の項目は、私たちが稽古・伝承している荒木流抜剣と形の名称が、一部当て字ながらほとんど同じであることがたいへんに興味深い。

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 午後の前段は、水月塾制定日本柔術(甲陽水月流)の奥伝逆投の稽古。

 今回は人数が多いので、できるだけ相手を変えながら形を打つ。

 なかでも「逆背負」という技は、取が受を背中合わせにして右腕の逆を決めつつ逆背負いに投げ落とし、受は投げられながら後転して立って受けるという荒業だ。

 こうした技は柳生心眼流にも類技があるので、心眼流を学ぶ者として、特に念を入れて受も取も積極的に行った。



 午後の後段は、師より、柴真揚流を専科として稽古を続けているN氏の相手を務めるようにということで、私は初めて柴真揚流を稽古させていただいた。

 N氏と受と取を交代しながら、「左巴」、「右巴」、「左車」、「右車」の形を打つ。

 これがまた、実に楽しく興味深い!

 柴真揚流は当身が多いのが特徴の柔術だと聞いていたけれど、これはもうほとんど当身拳法である。

 イメージとしては、楊心流系の柔術をベースにして、徹底的に当て殺すといった感覚だろうか。

 強烈な蹴当や肘当を次々と繰り出し、また形の裏として取のかける技が不十分な場合、受は即座にそのまま捕手技として相手を制圧。ここでも激しい当身が入る。

 これは、なんとも私好みだ(笑)。

 N氏の稽古相手を務めさせていただくはずが、すっかり私の方が夢中となり、師やN氏にご指導をいただきながら何度も繰り返して形を打った。

 今後もぜひ、N氏の稽古相手を務めさせていただきながら、柴真揚流を習得していきたいと思う。

 ただし、なにしろ五十路目の前の老兵ゆえ、若い人が1回で5手覚えるところを、私は1~2手くらいしか覚えられない(苦笑)。

 しかしそこはそれ、亀のようにゆっくりとした歩みでも、一手一手、着実に習得していきたいと思う。

 

 稽古後は、いつものごとく師に同道させていただき、馬モツと極上の原酒で小宴。

 ほろ酔い気分で家路についた。

 (了)
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