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柔(やわら)の独習/(武術・武道)
- 2018/12/01(Sat) -
 今週は思うところあって、拙宅での稽古はもっぱら柴真揚流の復習に取り組んだ。

 これまで師より伝授いただいた、「左巴」、「右巴」、「左車」、「右車」、「両手捕」、「片胸捕」、「両胸捕」、「柄捌」、「巌石」、以上9本の居捕の形を独習。

 当身については、畳を仮標に水月の当てと蹴当てを、肘当ては丸めた座布団を仮標として鍛錬する。

 柔(やわら)の形=業は、あくまでも受と捕が組んで鍛練することが大前提であり、そこにこそ日本柔術の真面目があるわけだが、自宅での稽古では、どうしても独習が中心となる。

 このような場合、「素振」で業を錬ることができる柳生心眼流は、たいへん稽古しやすいわけだが、相対形を鍛錬の中心とした柔術でも、工夫次第で独習ができるものだ。

  *  *  *  *  *  *  *

 私の武術修行の事始めは、12歳で入門した八光流柔術だった。

 あの頃も自宅での独習では、旧師より教わった木太刀を使っての3段技の「雅勲」や4段技の小腸経を制する技(名前は失念)の鍛練を、一生懸命行ったものだ。

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▲中学生の頃、八光流柔術伊豆道場での新年会演武


 その割には雅勲はあまり上手にならず、当時の私の得意技は、たしか「唐手破り」という技法名だった八光流独特の手刀当てと、親指一本の当身だった。

 雅勲も熟練すれば素早い捕手技になるのだけれど、

 「当身の方が、もっと手っ取り早いじゃん!」

 と、子供心に思っていたからである。

 よく鶴山晃瑞氏の『図解コーチ 合気道』にある当身技法十四本を手本に、八光流の当身の独習をしたものだ。



 あれからもう、40年近い歳月が流れたわけだが・・・・・・、やっていることに変りがないということか(苦笑)。

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▲時は流れて37年・・・。水月塾本部での柔術の稽古

 (了)
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