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リスペクト・ザ・ナイト/(武術・武道)
- 2018/12/22(Sat) -
 武道とは、武技の練磨を通じて人格を陶冶するものである。

 ・・・・・・と、武道憲章には記されている。

 37年間、武道に関わってきて、さて自分自身を振り返ってみて、「オレの人格は陶冶されてきたのだろうか?」・・・・・・と、不安になる。



 ここ数日、いささか心にわだかまることがあり、我ながら気持ちがとげとげしく荒れていた。

 そんな私をみて、武術にも武道にも関わった事の無い、しかし若かりし頃、厳しいを鍛錬を積んで素晴らしい成績を残してきたアスリートである親しい人から、

 「ちょっと、とらわれ過ぎなんじゃない?」

 と諭され、はたと自分の心の居着きに気が付いた。



 人はだれでも、それが百戦錬磨の武人だとても、老兵も、まだくちばしの黄色いヒヨコの若者も、みな等しく、斬られれば赤い血が流れる生身の身体と、傷つけばいたむ心を持っている。

 己がよりよき武人でありたいと望むなら、そういう他者のいたみに想いを致す、想像力を忘れてはならない。

 オレはそれを、ここ数日、見失っていたのだなあと。

 武術・武道を通じて、自分自身の人格が陶冶されてきたかどうか定かでないが、少なくともそういった人としての「心映え」は、磨いていけるのではないかと思う。



 さて、さっぱりと気持ちを切り替えて、今晩も柴真揚流の稽古をしてから、やすむとしよう!




 (了)
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