賜物/(身辺雑記)
- 2009/12/22(Tue) -
 過日、ふと思い立って、若い頃から使っていた2尺4寸5分の差料で稽古をしてみた。

 ここ3年ほどは、これよりも1寸短い、しかも特注で重量自体かなり軽く、バランスも自分に合わせたものをもっぱら使っていたので、ひさびさの4寸5分は、なかなかに重く、長い。

 わずか1寸でも、抜刀や納刀、抜付や斬り下ろしなど、繊細な刀の操法においては、かなり違和感があるものだ。


 そうはいっても、この刀、16歳の時、旧師にいただいて以来、かれこれ22年にもなる愛刀である。

 しばらく型を抜いているうちに、だんだんと動きや感覚がしっくりくる。

 特に抜付での横払いなど、3寸5分より、こちらの方が、剣先がぴたっときまる。

 向こう3年間のブランクを差し引いても、19年も愛用してきたのだ、身体が覚えているのだろう。


 身体に染み込んだ感覚こそ、稽古の賜物ということか・・・。

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