我が青春のクルディスタン(2)~子供たちと家族/(旅)
- 2010/03/20(Sat) -
      「努めなければならないのは、自分を完成することだ。

       試みなければならないのは、山野のあいだに、

       ぽつりぽつりと光っているあのともしびたちと、

       心を通じあうことだ」

          (『人間の土地』サン=テグジュペリ/堀口大學訳)



 異郷を旅していると、最初にトモダチになるのは必ず子供たちだ。

 彼ら彼女らは、無意味な偏見や、富や権力をおもんばかってのくだらない人見知りなどはしない。

 妙な外国人がいれば、最初ははにかみながら、しかし内心は好奇心いっぱいで、心もとない異邦人と相対してくれる。



「どこから来たの?」
「日本だよ」
「日本ってどこ?」
「ずっと遠く、東洋の島」
「なんでここにいるの」
「・・・戦争があるからね、ここには」
「日本には戦争はないの?」
「ないよ」
「天国みたいだね」
「そうかな?」
「そうだよ・・・」



ヴァン1 修正2

▲クルディスタンの古都・ヴァンの子供たち。貧しいが、笑顔はどこまでも素直だ



ディヤルバクルの家族2

▲ディヤルバクルで出会った音楽家の一座。ネブロズのお祝いに、民族音楽を奏でていた



ジズレ

▲トルコとイラクの国境の町・ジズレ。チグリス川の岸辺で、たきぎをひろっていた少女。足が不自由な子だったが、「写真を撮らせてくれる?」と声をかけると、スカーフをきちんと直し、ニコンのレンズを正面から見つめてくれた。凛とした微笑だった


(さらにつづく、かな)
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