青銅の剣/(数寄)
- 2010/10/21(Thu) -
 また、つまらぬものを・・・。

 ヤフオクで、パチモンの青銅の剣を入手。

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▲長さ/約62センチ 最大幅/5.5センチ 重さ/1.03キロ


 「中国 春秋時代 青銅製 銀象嵌 獣柄 帝王短剣」という能書きだが、本物ならウン億円であろうし、レプリカであることは、いわずもがなである。

 しかし、いつ、どこで、どのように複製したのかなどは、一切、説明されていない。

 梱包なども勘案して考えれば、いつ=現代、どこで=中華人民共和国で、というところまでは分かる。

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▲銀象嵌という触れ込みだが、値段的にありえないだろう


 500パーセント、レプリカに決まっているので年代は気にならない。銀象嵌というのも、値段から考えるに多分ウソだろう。なにしろ中国製品だしな・・・。それはいいのだ。

 一番気になるのが、素材についてなのである。

 これは本当に青銅製なのか? 本当は真鍮とか、あるいは他の安価な素材ではないのか?

 なんてったって、中国製品なのである。100個ある品物のうち、102個はパチモンという国なのだ(笑)。

 これを手に入れたのは、年代や象嵌などどうでもよくて、骨董じゃなくてもいいし、パチモンでもなんでもいいから、素材として本物の青銅が使われている剣を、手に取ってみたかったからなのである。

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▲脇差との比較。このサイズで重さが打刀なみなので、持つとかなり重く
感じる。斬るというより、突くか叩くというものであろうか


 しかし、冶金に明るくない私には、この剣が本物の青銅製なのか、真鍮製なのか、あるいは他の安っぽい合金製なのか、判別のしようもないわけだ。

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▲柄に彫られた人面(?)が、古代な感じで良いではないか


 それにしても、人類が青銅器を手に入れたのは、今から5000年前の紀元前3000年頃。

 以後、紀元前1700年頃、ヒッタイトが鉄器を作り出すまで、青銅器の時代は1300年間も続いたのである。

 またそれ以後も、青銅の剣は武具としての価値はうしなったが、祭事用具として長い間、珍重されていたという。

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▲なにが書いてあるのかは、もちろん読めない


 ま、古代のロマンというわけで、青銅器のマイブームが到来したわけである。

 (おしまい)
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