我、老いたり・・・/(武術・武道)
- 2011/11/08(Tue) -
 朝、目覚めると、右肩甲骨周りに激しい痛みが走り、日常生活動作にも難渋するようになっていた。


 先月、M君に足掛け5時間ほど通しで稽古をつけ、その翌週、通常の稽古で打剣を2時間ほどした翌日から、右の肩甲骨の周辺に痛みを感じていた。その後、多忙のためだまだまし生活してきたのだが、ついに限界が来たようである。

 しかたなく、自宅に近い整骨院で治療をしてもらう。

「野球かなにか、おやりになっているのですか?」と、整骨院の先生。

「いや、野球じゃないんですが・・・」
「というと?」
「手裏剣と剣術なんですけど」
「はっ?」

 とまあ、そんな会話の後で、マッサージに運動療法、お灸をしてもらう。

 先生の話によれば、腕を振り下ろした際に、そのまま振りぬくような動きは良いのだけれど、たとえば当庵の手裏剣術の打法のように、抜刀につなげるために腕を降りぬかずに胸の前あたりで急激に止める動き、あるいは剣術や抜刀術の斬り下ろしのように、振り下ろした剣を、手の内を締めて切先下がりでピタリと止めるような動きというのは、背中の筋肉に大きな負担がかかるのだとか。

「しかも武術の動きだと、体軸はぶらさないのですよね?」
「はい」
「そうなると、一段と背中の筋肉に負担がかかるのです」

 とのこと。

 また我ながら面白いなあと思ったのは、右側の背筋だけを痛めてしまったということ。

 私の剣術や抜刀術の操法は、旧師の教えで、両手太刀でも右手が主軸となる(あくまで意識レベルなのだけれど)。

 ゆえに負担が過度にかかったのが、右側の背筋に限定されたというのは、ある意味で、旧師の教えどおりの動きをしているのだということであろう(笑)。

 しかしまあ、たかが半日ほどの稽古で、身体を痛めてしまうとは、我、老いたりということだ。不惑を過ぎるということは、こういうことなのだろうか。


 とりあえず整骨院の先生の話では、しばらく安静にしていろということなので、右の背筋を休めるために、しばらくは左太刀の稽古でもしていようかと思う・・・。

 (了)
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