7月の映画鑑賞備忘録/(身辺雑記)
- 2012/07/22(Sun) -
 最近、硬い話が続いているので、ちょと息抜きをば・・・。

 7月に見た映画の寸評。


『赤い鳥逃げた?』/全共闘終焉後の焦燥感あふれる作品。原田芳雄と桃井かおりが、若っ。ちなみに桃井かおりは、全編でほとんど脱いでいる。70年代前半という時代は、妙に今と変わらず、一方でひどく昔のようでもあり、その空気感が新鮮。ストーリーや演出は、時代性を考慮してみないと、「・・・?」となる作品。

『我に撃つ用意あり』/最近も『キャタピラー』などの問題作で気を吐く、若松孝二監督作品。これまた、原田&桃井コンビ。そして、バブルに生きる全共闘世代の姿が、いささか小っぱずかしい。石橋レンジの殺され方が最高。

『十三人の刺客』/ゴアの帝王・三池監督作品。個人的にはある意味で、古今東西の時代劇映画・ドラマの中で、最もリアリティのあるチャンバラ作品ではなかろうかとも思う。刀の重さ、斬れ味、斬りおとされる首の重量感、そして東洋的な身体と刀の使い方がほどよく表現されている。外国人監督が演出した日本刀の立ち回りを撮ると、くるくる回ったり、やたら蹴りを入れたりと、身体の動かさせ方が、非日本的なのだ。一方で、従来の日本の時代劇は、刀の扱いが総じて軽すぎるのだ。それにしても、キャストで一番チャンバラがうまいのは、やっぱりヒロキだねえ・・・。あと、ゴローちゃんの極悪非道っぷりは、最高! 

『サイレント・ヒル』/原作のゲームは、伝説的ホラー・アドベンチャー。私はその昔、たぶん100回以上クリアしたことがある。UFOエンディングが好きデス。映画は原作の雰囲気をよく残しつつ、2時間ほどの作品に良くまとめている。しかし、中盤以降、ヒロインが急にたくましくなるのは、よくあるパターンの演出だが、すこし違和感あり。しかしシビルの髪型は、どうにかならないものか?

『デンデラ』/姥捨て山の後日談。そして熟女オールスター出演。おばあちゃんたちが、自分たちを見捨てた村人を、皆殺しに行く映画。そしてルリコの最後の戦いは、秘策があるかと思いきや、基本ノープラン。それで勝てるのか? 草笛光子の怪演は。それだけで見る価値あり。

『ベストキッド4』/ヒラリー・スワンクが若っ! ノリユキ・パット・モリタ氏の、相変わらずのまったりムードもお約束。B級青春映画版『ミリノンダラー・ベイビー』といったところか。やっぱ「カラテ・キッド」は、カラテでないと。カンフー教えたら、あかん。

『REC2』/スペインのSWATは、こんなにヘタレだったのか! っと驚くホラー。やたら無駄弾を消費しているが、ヘッドショットで1匹ずつたおしていけばいいのにね。おまけに、びびって、せっかく手に入れたあれを・・・。とにかく、おまわりさんが情けないお話。

『ノウイング』/いつも困った顔をしているちょっと髪・・・じゃなくて影の薄い善人・ケイジ君が、一生懸命子供を守ります。そして子供は守られます。でも、人類皆殺し・・・。携挙ってやつですか。キリスト教のこういうところがね、ちっ、とかみ締めながら見るパニックムービー。


 いや~、映画って本当にいいもんですね。

 (了)

スポンサーサイト
この記事のURL | 身辺雑記 | ▲ top
| メイン |