春嵐雑想/(身辺雑記)
- 2013/03/02(Sat) -
 鈴木崩残氏の無明庵・梅の間で、拙文を取り上げていただけたためか、おととい辺りのアクセスが少し増えていた。とはいえ、何しろこのブログ、屋根裏の手裏剣屋の怪しげなつぶやきゆえ、一部の好事家以外、普通の人が読んで面白いものとは、とうてい思えない・・・(笑)。


 25年式の翠月剣、非常に快調である。旧型と比べて、重ね1ミリの差は、手裏剣としては圧倒的だ。打ちやすさだけではなく、的への食い込みも鋭く、威力も大幅にアップしている。ただし、これ以上重くすると、私には扱いづらいかなとも思う。


 一方で、昨年からは稽古でメインに使う差料も、旧師伝来の二尺四寸五分から、市原長光二尺二寸一分に替えた。長さこそ短くなったものの、旧師の二尺四寸五分に比べると、長光は樋が掻いてなく、元重も8ミリとごついものだから、かなり重い。

 実際に長光を稽古に使っていると、バランスが良いので重さを苦に感じることはない。ところが、ふと気が向いて、樋入りの二尺四寸五分の方を使って見ると、これがえらく軽く感じるようになった。ちなみにこの二尺四寸五分は鞘を払って約1kgである。

 さらに、長光で稽古をするようになって、抜き付けの切先の飛び方が、これまでよりも鋭くなったように感じている。これも、バランスのよさと、重さの効能だ。

 手裏剣も刀も、ある程度の重さがないと、武具として一段劣るのう・・・、などと思いながら、たまさかに愛用の軽量剣(剣尾穴空き、全長180ミリ、重さ55グラム)を打っていたら、手からポロリと落とした手裏剣が裸足の足の甲を直撃! 

DSC_9317.jpg
▲手裏剣と刀と野ざらしの図。所詮、此世はかりの宿なり。・・・


 たしかにこのクラスの軽量剣でも、渾身の打剣で顔面を直撃すれば、相当なものなのだろうなあと、改めて思い知った次第。

 武具の取り扱いには気をつけましょう(笑)。

 さて、春の嵐が吹き荒れているが、これから稽古に出かけるとするか。

 (了)
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