事物の寿命/(身辺雑記)
- 2013/04/05(Fri) -
 昨日、買ってから3年目のプリンターが壊れた。

 たった3年である・・・。

 一方で、私が稽古で使っている市原長光の打刀は、70年ほど前に作られたものだが、いまだに毎日使っていても、なんら不具合はない。

1303_刀身

1303_柄_刀身


 まあ美術刀剣としては、毎日稽古に使っていることそのものが「(刀剣の)健全さ」を損なう行為なのだろうが、私は収集家や鑑賞家ではないので、こればかりはしょうがない。

 許せよ、長光。


 江戸幕府成立以前に作刀された古刀が、いまも大切に伝来され、場合によっては現役で居合・抜刀術の稽古にも使われていることを考えると、私の差料である長光も大切に受け継いでいけば、打刀としての機能を損なうことなく400年後も存在するであろう。

 そもそも家電製品と刀剣を比較することがばかばかしい話だけれど、わずか3年で壊れたプリンターを目の前に呆然としながら、しみじみと考えた次第。

 (了)
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