座打と座技による刀法併用手裏剣術/(手裏剣術)
- 2013/05/06(Mon) -
 本日の稽古備忘録。

  跪座での座打ちと正座による座打ちの違いを、吟味しながら剣を打つ。

 手離れや腕の振り、構えなど、手裏剣術で最も基本となる、そして最も重要な右上半身の微細な動きを知るためには、跪座よりも正座の方が、さらに下半身の力を使うことができないだけに、有効に思う。

 ただしいずれの場合も、立打ち同様、右の前腰に意識を置いて打剣することがポイントだ。


 室内で障害物が多いため、座技での刀法併用手裏剣術は、逆袈裟や横払いではなく、裏小手への斬り上げで行う。

 部屋が狭いためか、抜刀時、無意識のうちに腰の切り替えによる足の踏み代え(「水鳥の足」ってやつですなあ・・・)をしてしまったのが、我ながらおかしい(笑)。

 こうした腰の切り替え(腰を縦方向に割る動きによる、瞬間的な半身の切り替え)は、古流の剣術や居合・抜刀術では、ごく当たり前の動きであるし、空手道の型にも含まれているもので、ことさら大仰なものでもないけれど、稽古者が実際に己で体感でき、それを抜刀や操刀、あるいは打剣や当てなどに実技として活かすには、指導者の適切な指導と、稽古者自身によるそれなりの修練が必要だ。


 腰の切り替えは別として、打剣から抜刀へ続く拍子を整えるための鍛錬としての座技の刀法併用手裏剣術は、さらにその意義や効果について、検討していきたい。

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▲座技の刀法併用手裏剣術。距離二間で、正座のままの
座打ちで打剣。右足を踏み出しながら抜刀して斬上げ、
前進せずその場で体を切り替えて左半身になり、正面斬
り。後、残心、納刀。なお蛇足だが、ダンボールの的で
は剣が貫通してしまうので、的にダンボールを使うとき
は、写真のように必ず固めのバスマットや畳などの上に
貼り付けて使うこと。なぜダンボールを使うか? バス
マットの寿命を、少しでも延ばすため・・・、貧者の一
灯である(笑)

 (了)
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