良い手裏剣は折れない/(手裏剣術)
- 2013/05/19(Sun) -
■2013.5.20 加筆

 翠月剣製作における焼入れの実際などについて、無冥流・鈴木崩残氏がホームページ「松の間」で解説されています。興味のある方は、ご参照ください。

★「松の間」
http://www.mumyouan.com/k/?M1145


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▲「25年式翠月剣・改」。上は打剣の際、的に刺さった手裏剣の剣尾を叩いて、切先が曲がったもの


 前にも書いたが、しっかりと焼き入れがされた手裏剣は、良い刀同様、よく粘って折れない。

 上の写真は、昨日の稽古で使った「25年式翠月剣・改」である。

 的に刺さっている剣の剣尾に、次に打った剣が当たってしまい、写真上のように切先が曲がってしまった。

 上の手裏剣の切っ先が、曲がっているのがよく分かる。


 「25年式翠月剣・改」は、米国のフライング・スチール社製なのだが、焼き入れや切先・刃部の調整、巻物などは、すべて無冥流・鈴木崩残氏が、自ら仕上げてくださっている。

 写真は、手裏剣の切先から刃部にしっかりと焼きが入り、粘りのある(つまり折れない)手裏剣に仕上がっている証拠だ。

 この曲がった切先、さきほど修正しようと、ペンチで引っ張ると、折れずに元に戻った! つまり、それだけ粘るのである。

 良質の武具というのは、こうでなければならない。

 (了)
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