09冬・北陸紀行 その3/(旅)
- 2009/01/19(Mon) -
3日目
旅程/京都~東京

 最終日。

 うまくもまずくもない、ビジネスホテルの洋朝食を食べに食堂に下りると、窓の外にはちらほら雪が。こりゃあ、今日も寒そうだな。

 8:30に宿を出て、地下鉄で「わ~るど・へりていじ」である、醍醐寺に向かう。

 しかし、なにしろ桜がテーマの特集なので、記事を書くために「現場を見る」ことが目的。よって取材ではなく、一般の参拝客として拝観料を払い(経費は編集部もち)、見学する。

 まずはお猿殿ゆかりの庭園が見ものの三宝院。「ふ~む、枯山水の庭園か、雅なものよのう・・・」と思ってはいけない。単に工事中で、庭園の池の水が抜かれているだけである(涙)。ま、想像力を葉たらかせてだ、妄想しながら見るのだ。しかし、国宝の唐門も工事中。

 いや、妄想、妄想。

 続いては、仁王門をくぐり、国宝の金堂や五重塔を見学。

五重塔
▲いわゆる、ひとつの五重塔。国宝である


 紅葉の名所である弁天堂の池も、冬枯れの早朝だけに、ひと気もなく閑散としている。それもまた一興か。

弁天堂
▲冬枯れの弁天堂。当然ながら、弁天さんを祀るから弁天堂である。そういえ
ば、アレスター・クローリーは、江ノ島の弁天さんに参拝したとかしないとか・・・。
まあ、ここには関係ないのだが、豆知識っつうことで(笑)


 境内をひと巡りした後は、地下鉄5分、徒歩20分かけて、山科の一角にあるステーキ・レストランへ。ネットのクチコミで編集者が探し出した店で、カウンターのみの小ぢんまりとした店である。しかし、今日もランチは予約で満席とのこと。

 掲載用にステーキを焼いてもらい、撮影。

 そして食う。

 もちろん美味なことは、言うまでもない。

 ぴりりと西洋ワサビの聞いた、国産牛のミディアムレア・ステーキを堪能して、ようやく2泊3日の取材旅行が終了。


 いや~、今回も、列車乗って、うまいもん食って、たくさん写真を撮った。

 さてさて、次回はどこまで行かされるのやら・・・。

 (了)


 ~余話~

 新幹線で東京に戻ればもう夕暮れ時。そのまま帰宅するのもなんとなく気持ちに区切りがつかないので、10年来の行きつけである地元の小料理屋Sに立ち寄る。

 この店は、私と同い年の店主がカウンターでさばく旬の魚介と、隔週替わりで出される全国各地の地酒が自慢の味処だ。

「大荷物ですねえ。取材帰り?」
「そうそう。いや~、今回はこの寒いなか長旅だったんだよね。で、今日のオススメの酒は?」
「市村さんなら、これがいいかねえ」

 そういって店主がカウンターに置いた一升瓶のラベルには「一本義」とある。

 旅の初日の晩に福井の郷土料理店で、仲居さんのおすすめで飲んだ地酒ではないか。


 こんな淡い偶然もまた、旅の楽しみだ。


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