空手道の暑中稽古/(武術・武道)
- 2013/07/13(Sat) -
 今週は県の空手道教室の暑中稽古だった。

 通常、この教室は毎週水曜が稽古日なのだが、夏と冬にそれぞれ暑中稽古と寒中稽古があり、この期間は4日間連続して毎日稽古が行われる。


 今年はちょっと思うところがあり・・・、などともったいぶるほどではなく、単に5月、6月にあまり稽古に出られなかったものだから、暑中稽古はできるだけ参加しようと思っていた。

 結局、木曜は地方で撮影があったため、物理的に参加することができなかったが、それ以外の3日間、参加することできた。


 もともと、この教室は子供たちや初心者、私のように有段者でも稽古にブランクがある人を対象にしたものなので、稽古内容はその場基本・移動基本の稽古が7~8割、形稽古が2~3割くらいの配分である。

 こう書くと「組手の稽古が無いのなら、結構、楽な稽古なのか・・・」などとと思われる向きもいるかもしれないが、必ずしもそうではない。

 なにしろ基本稽古が7割、つまりみっちりやらされるわけだ。しかも、基本的に初心者向けの教室なので、すがれた町道場のような「好意に基づいたシゴキ」などというものは一切ないから手を抜こうと思えばいくらでも抜けるのだが、まじめにやろうとすると実にきついのである。なんてったって、1時間半の稽古のうち、1時間以上が基本稽古。ずーっと基本なのだ。

 これ全力で、そして本気でやっていると、そこらの町道場の稽古よりもよっぽどキツイです。本気(マジ)で(笑)。

 以前、空手道ナショナルチームの選手であった若い先輩に話を聞くことがあったのだが、日本代表選手たちの強化合宿でも、延々と基本稽古があり、「それが実にきつかった・・・、しかし地力をつけることや、業を見直すという点で、実に身になる稽古だった」、とおっしゃっていた。

 やっとうでいえば、素振りと初伝の一本目の形(業)を、延々と繰り返させられているようなものであり、こうした稽古は面白みはないが、本気でやると実に奥深いものだ。

 そういう意味で、今年の空手教室の暑中稽古では、「空手の極意は、やっぱり正拳突きと前蹴りなのだなあ・・・」としみじみ思った次第。特に左の前蹴りについては、長年の欠点を解消するヒントをひらめくことができたのは大きな収穫だった。

 また形では、「松村ローハイ」を指導していただけた。試合に出ていた頃、私の得意形は自流の「ローハイ」だったのだが、「松村ローハイ」を指導していただくのは初めてであり、それぞれの違い、また共通点を知ることができ、とても興味深いものだった。

 やっぱり、空手の稽古は楽しいねえ。

1307_ローハイ
▲6年前、流派の全国大会にてローハイの形を
打つ。われながら、若いのう・・・

(了)
  
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