武人のたしなみ/(武術・武道)
- 2013/08/16(Fri) -
 明日から2日間は毎年夏恒例となっている、戸山流居合抜刀術 美濃羽会中津川稽古会と翠月庵との納涼会&合同稽古のため、岐阜県中津川を訪れる。

 現在、春に行われる苗木城武術演武会、初夏に行われる無冥流との夏季合宿、晩夏と年末に行われる美濃羽会中津川稽古会との納涼会・忘年会&合同稽古、初冬に行われる無冥流の特別講習会は、当庵の5大イベントになっている。

 今年の夏は、8月に取り組んでいる仕事が、諸般の事情で中途半端な進行になってしまったことから、お盆休みは本日から日曜までの3日間のみとなってしまったが、その分、明日からの2日間は、やっとうと手裏剣、そして武友の皆さんとの交流を楽しみたいと思う。

 そのため今日は、自宅での稽古後、打刀の目釘の点検と鍔の調整をした。

1308_柄の調整
▲主に試斬のある稽古の際に使っている、二尺一寸の無銘刀の中心(なかご)。普段の差料である市原長光に比べると中心が短いので、手之内を変えて遣う


 打刀や脇差を稽古に使う者は、目釘の点検と鍔鳴りの防止を、絶対に怠ってはならない。

 わずかでも鍔が緩んでいると感じたら、即座に稽古を中止し、しっかりと調整する。その場で調整ができない場合、その刀は絶対に使用してはならない。これは武人としての、最低限のたしなみである。

 鍔が「チャリーン!!」と鳴るのは、時代劇の中だけでいい。

 (了)
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