中秋の追憶/(身辺雑記)
- 2013/09/20(Fri) -
 中秋の名月。

 村雲ひとつない満月を肴に、テラスでシングルモルトをいささか飲みすぎた。

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 酒精に脳髄が麻痺するほどに想うのは、ケータイもwebも無かったあの時代。

 サン=テグジュペリよろしく、過ぎ去りし日々を懐かしむ。

 記憶は甘美な思い出だけを残して伝えるもの。

 それは分かっていながらも、あまりに生きづらい、汚染された現世にうんざりとする。

 さりとて剣もつ武辺の輩ゆえ、世をはかなむほどナイーブでもなし・・・。

 ただ回想は、どこまでも優しい。




 わたしの耳は 貝の殻 海の響きを懐かしむ(ジャン・コクトー/堀口大學訳)

 (おしまい)
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