翠月剣の名称の整理/(手裏剣術)
- 2013/10/02(Wed) -
 昨日の稽古では、ひさびさに短い方の25年式翠月剣で打剣をした。

 長い方の通称「メリ剣」に比べると、こちらは打剣の際、ごくわずかに滑走をかけないとうまく刺さらないのであるが、おそらく慣れと間合いの関係であろうか、2間座打では、こちらの方がメリ剣よりも、命中精度が高いのである。

 また重さという点でメリ剣は144グラムあり、私の場合、この重さが肘に負担をかけている。これが短い方の剣だと、かなり軽減されるのである。一方で短い方の25年式は、メリ剣に比べると、5間以上の打剣距離での安定感は、いささか劣ることになる。

 このように25年式の翠月剣でも、長さと重さによって2つのタイプがあり、それぞれに特性がある。重さと肘への負荷、さらに個人的な短い方の翠月剣への愛着もあり、今後もそれぞれを使い分けていこうかと思っている。

 
 さて、その上で、本ブログなどで翠月剣について記述する場合、25年式でも通称・メリ剣と短いものと2種類があり、さらに重ねの薄い旧型もあるなど、それぞれの名称や文中での書き分けが煩雑なので、今後は以下のように名称を統一しようと思う。

■「翠月剣」
 当庵の稽古で使用する、独自の短刀形手裏剣の総称。

■「25年式翠月剣」
 これまで「通称・メリ剣」と呼んできたタイプ。全長255ミリ/身幅13ミリ/重ね6ミリ/重量144グラム。

■「25年式翠月剣(短)」
 初期型の25年式翠月剣。全長230ミリ/身幅13ミリ/重ね6ミリ/重量126グラム

■「旧翠月剣」
 25年式制定以前の翠月剣。全長236ミリ/身幅13ミリ/重ね5ミリ/重量110グラム

1310_翠月剣
▲下から「25年式翠月剣」、「25年式翠月剣(短)」、「旧翠月剣」。 なお、スペック上、25年式翠月剣・短よりも全長が長いはずの旧翠月剣だが、写真では25年式・短よりも短くなっている。これは磨ぎや整形などを繰り返すうちに、短くなってしまったためである。


1310_翠月剣の重ね
▲25年式と旧型、それぞれの翠月剣の重ねの違い。6ミリと5ミリでは、これだけ違う。武用を考え
ると、どちらがより良いのかは、言うまでもない。

(了)
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