平成25年を振り返って/(手裏剣術)
- 2013/12/29(Sun) -
 門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし
              (『狂雲集』/一休宗純)



■今年一年を振り返って

 さて、平成25年も、残すところあと数日となった。今年を振り返ると、「禍福は糾える縄の如し」というがごとくの1年であった。

 春には、当庵の友好団体である戸山流居合抜刀術美濃羽会中津川稽古会主催の「苗木城武術演武会」に、当庵のY君と出場。翠月庵として納得の演武を披露することができ、皆さんにもご好評をいただくことができた。

 初夏、二回目の夏季合宿を開催。会員一同、稽古と交流にたいへん充実した時を過ごすことができた。

1312_合宿相対稽古
▲合宿時の抜刀術の相対稽古


 一方でこの時期、ある出来事に巻き込まれてしまった。しかしこれもまた、「他山の石」であろう。

 その後、夏と冬には、毎年恒例となっている、中津川稽古会の皆さんとの合同稽古、手裏剣術講習会、納涼会や忘年会を今年も楽しむことができ、心通い合う武友の皆さんとの交流のすばらしさで、気持ちが洗われるようであった。


 さてそれでは、具体的な今年の目標の達成具合はどうであったか?

 昨年のブログでは、平成25年の課題について、以下のように書いていた。

 ■翠月庵として
 1)積極的な演武出場/苗木城演武会、その他
 2)年間行事の実施/合宿、講習会、交流稽古など
 3)会員諸子の技術向上/特に剣術・抜刀術関連
 4)稽古型の見直し/型の中での打剣について、順体・逆体の再検討

 ■個人として
 5)稽古の日常化/毎日の生活の中での稽古
 6)翠月剣/5間の安定化
 7)3間での精度向上
 8)飛刀術/3間の安定化
 9)「武術としての手裏剣術教範」(仮題)の執筆

 まず1)~3)については、概ね達成できたかと思う。4)については、思うところはあるものの、具体的には未着手となってしまった。

 5)についても、それなりに達成できたかと思う。6)~8)については、いまだ自分自身納得できるものではなく、大いに課題が残るものとなった。

 また9)については、「2~3年後に形にしたい」などと大風呂敷を広げたものの、どうも今の感触では、10年後くらいに形になれば、めっけもんというところかもしらん(苦笑)。


■来年の課題

 さて、来年の課題である。

 まず翠月庵としては、昨年の課題を同様に継続する形になるが、

 1)演武・合宿・合同稽古などの、積極的な活動の継続
 2)会員諸子の技術向上/特に剣術・抜刀術関連
 3)稽古型・形の見直し/型の中での打剣について、順体・逆体の再検討

 以上の3つを掲げておきたい。

 次いで、私個人としての課題も、やはり同様に昨年の課題を継承し、

 4)稽古の日常化/毎日の生活の中での稽古
 5)翠月剣/5間の安定化
 6)3間での精度向上
 7)「武術としての手裏剣術教範」(仮題)の草案作り

 とする。

 ところで、いささか神話めいた話になるけれど、私個人の星の巡りを見ると、平成26年は五黄の年である。五黄とは用気術では、ダイナミックな激変の年であるという。

 さて、私とそして翠月庵に、どのような激変があるのか? そして、この大変動を「禍」ではなく「福」と成すだけの器量が、私にあるのか? それらが問われる年になるような気がする。

 いずれにしても、武人の進退は己の覚悟ひとつ。我が手に剣が握れる限り、稽古の日々は終わらないのだと心したい。

1312_抜刀
▲用気術では、来年の私は五黄の年。その大激変を「福」に変えられるのか、
己の器量が問われている


■今年もお世話になりました

 さて平成25年も、たくさんの皆さんのお世話になりました。ここにあらためて、感謝申し上げます。

 なかでも、戸山流居合抜刀術美濃羽会中津川稽古会のO先生には、当庵の友好武術団体としてのお付き合いはもちろん、私にとっての先輩武人として、多くのご助言や励ましのお言葉をいただきました。武人として、また武術団体の主宰として、先達であるO先生に恥じないよう在らねばならないということが、私にとっての大きな励みです。ありがとうございます。

 さらに、今年も貴重な稽古場を提供してくださった家主様にも、改めてお礼申し上げます。そのほかご厚誼をいただいた武友の皆さん、ありがとうございます。

 そして最後に、今年も1年間、私を支えてくれた「S」に。迷惑ばかりかけてしまったけれど、本当にありがとう。心から感謝をしています。


 それでは来年も引き続き、手裏剣術伝習所 翠月庵を、宜しくお願い申し上げます。

 ブログの更新はまだ続くかも知れませんが、まずは皆さま、良いお年をお過ごしください。


 翠月庵主
 市村翠雨 謹識 
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