円明流の剣を打つ/(手裏剣術)
- 2014/01/06(Mon) -
 個人的には、すでに先週の土曜から原稿書きをはじめているため、もはやお屠蘇気分でもないのだが、とはいえ今日(5日)までは、世の中なんとなく正月の雰囲気が濃厚だ。

 そこで、年はじめの稽古の縁起物ということで、今日の稽古では、〆に円明流の剣を打った。

140106_円明流手裏剣2
▲25年式翠月剣や長剣に比べても、はるかに重いので、刃付けは鉈程度にしてあるにも関わらず、ひょいと打っただけでも深かぶかと刺さる


 剣聖・宮本武蔵を流祖とする円明流(竹村流)の短刀型手裏剣は、長さ8寸(約240ミリ)、元幅8分5厘(約25.5ミリ)、重ね5分(15ミリ)、重さ70匁(約262グラム)。ただしこの写しは、材料の鋼材の関係で、重ねは約2分(6ミリ)、重さは約59匁(約224グラム)となる。

 3年前に制作したもので、以来、当庵の「守り刀」ならぬ「守り手裏剣」として大切に収蔵している逸品だ。

140106_円明流手裏剣1
▲手裏剣術創成期ならではの、豪壮な造りが独特の雰囲気をかもし出す


 いにしえの剣を打ち、古人の業に想いを馳せる・・・。

 これこそ、武芸としての手裏剣術を稽古する者だけが知る、大きな楽しみであり、喜びでもある。

 (了)
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