静かな日々/(身辺雑記)
- 2014/11/04(Tue) -
141021_165221.jpg


 この三連休は、珍しく仕事の端境にあたり、普通に休むことができた。

 せっかくの休みなのだから、どこかに出かけようかとも思うのだが、生来の出不精ゆえ、結局、稽古をしている時間以外は、終始酩酊、呆然と時が過ぎる・・・。

 若いころは、休日とは遊ぶものだと思っていたが、今となっては、休日とは体と頭を休める日なのだなとしみじみ思う。

 我ながら、じじむさいことだ(笑)。


 「師弟」というほどの関係ではないが、縁あって定期的に手裏剣術を手ほどきしている若い抜刀術家が、見事に手裏剣術と抜刀術の演武をしとげたとの知らせを受けた。とても、うれしく思う。

 常々思うのだが、武術・武道人たるもの、己自身が研鑽を続け、上達するというのは言わずもがなのことであり、ことさら騒ぎ立てるものではない。

 それよりも、門下や講習会などで指導をさせていただいた人たちが、武芸に関心を持ち、腕を上げ、稽古を続けてくれることこそが大事であり、なによりうれしいことだ。

 武術の世界の中では、手裏剣術は地味で目立たず、その習得は難しく、稽古を継続できる者が少ない、徒花のような存在かもしれない。それでも、この「術」を志す者が僅かでもいる限り、その伝承の細い糸は、大切に紡がれていくのだろう。

          ~多くにこれを広めるは能わず。ただ才子のみ選びて、これを伝える可し~
                                    (ある中国武術老師の箴言)


 (了)
スポンサーサイト
この記事のURL | 身辺雑記 | ▲ top
| メイン |