『逝きし世の面影』/(書評)
- 2015/01/05(Mon) -
 なんとなく体調不良のまま年末年始が過ぎ、週末からすでに仕事始め。今日は午後から、霞ヶ関でインタビューである。

 そんなこんなで、今年の正月は例年に比べると映画も数えるほどしか見ず、酒もあまり飲まず、淡々と時が過ぎた。ま、そんな年もあろう・・・。


 年末年始にじっくり読もうと買っておいた『逝きし世の面影』(渡辺京三著/平凡社ライブラリー)は、新年早々たいへん興味深い読書体験となった。

 武芸をたしなむ者であれば、『剣術修行の旅日記 佐賀藩・葉隠武士の「諸国廻歴日録」を読む 』(永井義男著/朝日選書) と合せて読むと、江戸時代という"特異で幸福な時代”が、たいへん豊かにイメージできるだろう。

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▲「私にとって重要なのは在りし日のこの国の文明が、人間の生存をできうる限り気持のよいものにしようとする合意とそれにもとづく工夫によって成り立っていたという事実だ」。近代に物された、異邦人によるあまたの文献を渉猟し、それからの日本が失ってきたものの意味を根底から問うた大冊。1999年度和辻哲郎文化賞受賞。(以上、アマゾンより引用)

 (了)
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