敵討に使われた差料の寸法/(身辺雑記)
- 2015/01/23(Fri) -
1501_敵討
▲『敵討』吉村昭著/新潮文庫


 夕方から、栃木県の某大学病院にて、マルファン症候群の取材。移動と待ち時間で、吉村昭の『敵討』を読む。

 本書は江戸末期の実話に基づいた歴史小説ということで、記録によると松山藩士・熊倉伝十郎の仇討では、その差料は二尺三寸七分の兼元、脇差は和泉守兼定、助太刀であった十津川浪人の剣客・小松典膳は二尺五寸無銘刀に脇差は長船祐定であったという。

 また作中、エピソードのひとつとして語られてる百姓・乙蔵の敵討では、「自己流で剣術に励んだ」乙蔵が、二尺二寸の刀で仇の侍である西野藤十郎の左腕を切り落とし、さらに咽喉部を突き刺して絶命させたと記されている。

 藩士の刀が定寸、浪人剣客の差料が二尺五寸、自己流で剣を磨いた百姓の剣が二尺二寸であったというのは、なんとも興味深い。


 深夜、少々稽古。

 手裏剣術、打剣の際、離れのタイミングが悪く、調子は今ひとつ。居合・抜刀術、逆袈裟の抜付の課題については、ほぼ納得できる状態となる。動的の試斬の調子は良好。

 (了)
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