易占は一打必倒/(身辺雑記)
- 2015/02/17(Tue) -
 周易の素晴らしいところは、未知を知る占筮の経典であると同時に、四書五経の頂点に立つ東洋哲学の書でもあることだ。

 ゆえに日常生活では浮世の道しるべたる座右の書として、また天地人の在りようを示した哲学書として、その哲理を味読しつつ、時に選択に悩むことあらば一筮して迷いの霧を払拭してくれる、これぞまさに東洋の叡智である。

 占筮の経典として3000年もの歴史があるだけに、卜占の徒として言わせてもらえば、周易、ことに略筮での占断は、まさに「一打必倒」という味わいだ。

 この点、占いの種類としては同じ「卜」に属するけれど、タロットでの占断はその物語性もあり、時にぶれやあいまいさが生じてしまうことが少なくない。

 もっとも周易でも、たとえばあまり互卦約象や之卦などに振り回されすぎると、何がなんだからわからなくなってしまうのだが。


 ここのところ必要に迫られて一筮した周易の占断で、その結果が一刀両断、快刀乱麻という感じで、ビシバシと決まることが多く、我ながら心地よい。

 手裏剣よりも、よく当たるかも・・・・・・。


 とはいっても、卜占はしょせんは人生の香辛料。

 本当に大切なことは、常に自分自身の理性で決断しなければならないことは、言うまでもない。

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易に聖人の道四あり。もって言う者はその辞をたっとび、もって動く者はその変をたっとび、もって器を制する者はその象をたっとび、もって卜筮する者はその占をたっとぶ。(繋辞上伝より)

 (了)
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