春酔の週末/(身辺雑記)
- 2015/03/15(Sun) -
 土曜。

 普段は午後から翠月庵の稽古なのだが、この週末は家主さんのお手伝いで、稽古場周辺に茂っている樹木の枝打ちのお手伝い。私は切り落とした枝を細かく切ったり、燃やしたりといった、職人さんたちがいうところのいわゆる「手元(てもと)」である。

 当初は腰の状態が少し気になったものの、お灸効果かほとんど問題なく久々に体を動かして気持ちよく働き、午後の定時からはいつも通りの稽古となった。

 毎年恒例の春の演武会が1ヵ月後に迫ってきたので、私も会員諸子も、演武に向けての調整を進める。手裏剣術者にとっては、演武というのは貴重な真剣勝負の場。毎年、必ず何らかの挑戦を心がけて臨んでいる。

 そういう意味で今年も心に期するものがあるのだが、さてどうなることか・・・。いま少し、調整して決める心積もりだ。

 剣術は、小佐野淳先生より御教授をいただいている仙台藩伝柳剛流の形について、先生より「普段から稽古相手を見つけて復習をするように」とのご許可をいただいていることから、翠月庵の会員諸子に相手を務めてもらい、稽古を行っている。

 長年、学んでみたいと願っていた柳剛流の稽古は、想像していた以上に難しく、厳しく、しかし楽しい。ひとつ形を行ずるたびに、流祖が編み出した“断脚之太刀”の真髄にふれるようだ。古流の稽古とは、こうでなければ。

 それにしても、日が伸びた。

 つい最近まで、稽古が終わってからの掃除は真っ暗な中だったのがうそのようである。

 帰宅後、稽古帰りにふと買ってみた新内流しのCDを聞きながら、千葉産の鯨刺しと愛媛産の鯛刺しを肴にぬる燗で晩酌。いささか量が過ぎたようで、早々と10時前に酔っ払ってしまい、そのまま手枕で撃沈。

 すべて世は、こともなし・・・。


 日曜。

 昨晩、早々に酔って眠ったからか、恐ろしく早く目覚める。しかし年度末の超多忙のちょうど狭間で、幸い今日は一日休むことができる。

 そこでまず洗濯、そして朝風呂、その後はNHKオンデマンドでドラマ『坂の上の雲』を見ながら、昼酒。つまみは宮城産の〆鯖。

 徳利を4本ほど空けるうちにいつの間にか寝てしまい、気づけば夕方・・・。

 もう腰はほぼ完治だが、接骨院に行きマッサージと灸をしてもらう。

 普段、日曜は斬りの稽古をするのだけれど、本日は腰を大事にして・・・という理由でサボる。その代わり、ほんの数本だが居合を抜く。最近、三尺三寸の刀を使い抜き打ちで扇子を切る、林崎新夢想流の方の動画を見たので、少々まねてみる。

 といっても私の持っている刀は一番長いのでも二尺四寸五分なので、ま、こんなのは出来て当たり前ですな。ちなみに私がこれまで抜いた中で一番長いのは二尺七寸だが、それでも結構難儀したものだ。

 三尺三寸を自在に扱うというのは、本当に大したもんだと素直に感服。世の中には、すごい人たちがいるもんだね。

 その後、“寅兄い”のドラマを見ながら再びのんびりとすごし、今、こんな駄文を書いているところ。これからひと風呂浴びて、また晩酌、いや寝酒をはじめるとしよう。

 そして明日からは、再び修羅の出版道を突き進まねばならぬ(苦笑)。

 やれやれですな・・・。

 (おしまい)
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