2015年夏、手裏剣術講習会・納涼会・合同稽古/(武術・武道)
- 2015/08/17(Mon) -
 先の週末は、毎年恒例となっている翠月庵の夏のビッグイベント(笑)、戸山流居合抜刀術美濃羽会中津川稽古会の皆さんとともに、手裏剣術講習会、納涼会、そして合同稽古を満喫した。

 私は今回、久々に青春18きっぷで中津川へ向かった。

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▲『おとなの青春18きっぷの旅 2015年夏季編』(学研)、好評発売中。本書P60~の「甲信の銘酒を味わうほろ酔い旅」を執筆しました


 4ヶ月ぶりに訪れた中津川は、拙宅のある武州と比べると、2~3度涼しい感じである。

 駅で中津川稽古会代表のO先生と合流し、途中、しこたまビールと酒を買い込んでO先生のご自宅へ。ひと休みしてから、まずは手裏剣術講習会。

 中津川稽古会の皆さんは、すでに2~3間での打剣のできる人が多いのだが、今回は手裏剣術初体験という方が4人ほどいたため、まずは長剣で1~2間の距離からの基本的打剣を指導。

 一方で、今回の手裏剣術初体験者の皆さんは、剣道の熟練有段者の皆さんでもあることから、順体での打剣を中心に指導を行う。最終的には、直径8~9ミリ・長さ200ミリほどのシンプルな棒手裏剣で、2間をかなりの威力で打つことができるまでになった方もいたのは、講習会の指導者としてはうれしい限りであった。

 また、同じく手裏剣術初体験の方のうち、1名は空手道をやっていた方なので、こちらの方には基本の後は逆体で空手の突きの動きを生かした打剣を指導。長剣・2間で、やはり威力のある打剣ができるようになった。

 翠月庵の手裏剣術の基本的な打剣は、順体・逆体・歩み足と3つに分類しているが、やはり剣術や剣道の素地がある人には順体、空手道などの打撃系武道の素養のある人には逆体での打剣が、より親和性が高いという点を、今回の講習会でも改めて確認することができた。

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▲熟練した剣術・剣道家には、圧倒的に順体での打剣が適している


 手裏剣術講習会の後は、おまちかねの納涼会。バーベキューを楽しみながら、ビールや日本酒を堪能。武術談義に花が咲く。

 そして私はいつものごとく、鯨飲の末、途中から記憶を喪失。さて、今回はどんな暴言・失言をやらかしたのであろうか・・・、やれやれ。


 翌日、朝食後、近隣の公民館にて、中津川稽古会と翠月庵との合同稽古。

 今回は基本稽古の後、私が指導を承り、皆さんに剣術形の分解と統合について稽古してもらう。古流の形は、まず伝承として師から教えを受けたままの形を、一挙手一投足たりとも変えることなく、学び受け継がなくてはならない。一方で、その形で表現される理合や術としての運用法は、稽古者がよく吟味し、解体と再構築を繰り返しすことで、学びやき気づきが生まれるものだ。

 1つの形を正しく伝承する。一方でその形(業)の理合を考えながら、試みとして時にその挙動を解体し、そして再構築をする。そういった学びの方法論の1つを、皆さんに体験してもらえればと考えての稽古を行ったのだが、はたして楽しんでいただけたであろうか・・・。

 約2時間、たっぷりと汗をかいて、稽古は終了。昼食の後、帰路につく。

 今回も、充実した2日間を過ごさせていただき、O先生をはじめ中津川稽古会の皆さんには、たいへんお世話になりました。ありがとうございます。

 次は、12月の合同稽古・忘年会でお会いしましょう!

 (了)
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