夏期休暇/(身辺雑記)
- 2015/08/25(Tue) -
 土曜。

 午後遅くに大井町に出て、まずは連れ合いと落ち合い、「とりさく」にて名残の鱧を肴に獺祭で一杯。

 ほろ酔いの心持ちで向かった高座で、圓朝作 『真景累ヶ淵』の「豊志賀の死」を鑑賞。志ん朝とも歌丸とも違う演出で、なかなかに聞かせてくれた。

 高座の後は、生しらすと生桜えび、落語談義を肴にさらに一献。武州に帰り着いたのは、日付が変わる頃であった・・・。


 日曜。

 本日は、自宅でのんびりと過ごす。

 昼前に起きて、とりあえず地元の「砂場」で、天ぷらを肴に文楽でまず一献。太打ちの田舎そばで〆るも、いま少し飲み足りないので、やはり近隣のカフェでキリン・ハートランドを2杯ほど。

 午後は、フランク・スレード中佐お気に入りのジョン・ダニエルをなめながら、勅使河原宏監督の名作『利休』を鑑賞。三國連太郎演じる利休が、水盤に梅を飾るシーンは、何度見ても息を呑むほどの美しさだ。

 夕暮れ時、ノリを利かせた洗い立ての浴衣に着替え、地元の名店「やきとり市場」へ。ここのカシラとネックは世界一、いや宇宙一うまい。今晩はちょっと気分を変えて、濃厚な梅酒をロックで。一杯、また一杯と晩夏の夜が更けていく・・・。


 月曜。

 サントリー美術館へ曜変天目を鑑賞しに行く予定だったのだが、諸般の事情で予定変更。

 アメ横でわが心の中田商店を冷やかした後、徳大寺を参詣。「山家」のトンカツを食べはぐったのだが、かわりに「世界の山ちゃん」の手羽先をお持ち帰り。武州へ下るグリーン車中、手羽先をつまみに角ハイボールを一杯。

 夕食は、地元にある仙台牛タンの専門店「奥州 仙台家」へ。

 仙台牛タンは取材でもずいぶん食べたけれど、味、料金ともに、この店に及ぶところはない。都内で開業すれば、超人気店になること間違いなしの最高級の味わい&コストパフォーマンスなのだが、こんな武州のはずれでひっそりと営業しているのが、客としてはうれしくもあり、残念でもある。

 キリンのハートランドと共に、超肉厚で慈味あふれる牛タンを満喫しつつ、私たちの夏休みはおしまい。


 旨い酒と旨い料理、極上の話芸と名画を楽しみ、のんびりと過ごした休日。いやまったく、酒呑みに生まれてよかった。

 さて火曜からは、稽古も仕事も平常運転だ。

 やるべし!!(by儀作)

 (おしまい)
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