流祖墓参/(柳剛流)
- 2015/10/29(Thu) -
 柳剛流の流祖・岡田惣右衛門奇良は、文政9(1826)年9月24日、江戸にて62年に渡る生涯を閉じた。

 亡骸は牛込の幸国寺に葬られたと伝えられる。

 史家の森田栄・辻淳両先生の調査では、新宿にある現在の幸国寺には流祖の墓碑などは確認できず、過去帳にも「岡田惣右衛門奇良」の名は記されていないという。

 このため現存している流祖の墓は、武州葛飾郡惣新田の生家にあるもののみという。


 さて今年は、流祖没後189年となる。

 そこで先日、流祖のご子孫の方にご挨拶をすることができ、祥月命日である旧暦9月24日(新暦にすると今年は11月5日)の墓参のご許可をいただくことができた。

 流祖の墓石および生家についての調査は、辻淳先生の『幸手剣術古武道史』にすでにたいへん詳しく記されており、今回の墓参は、新たな知見などを得ることを期待してのものではない。

 柳剛流を学び、その「術」を受け継ぐ者の一人として、しかも比較的近隣(といっても電車で1時間ほどかかるのだが)に暮らしている者としては、流祖の祥月命日の墓参は当然と思ってのことだ。

 これもまた、古流を稽古し受け継ぐ者の責務であり、また先人に思いを馳せる貴重な機会でもある。


 墓参の詳細については、改めて本ブログにて報告する。

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▲昭和58(1983)年当時の流祖・岡田惣右衛門奇良の墓
辻淳先生著『幸手剣術古武道史』より

 (了)
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