平成27年を振り返って/(武術・武道)
- 2015/12/31(Thu) -
 門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし
                          (一休宗純)



 さて、いよいよ今年も押し詰まってきた。

 この1年を振り返ってみると、周易でいえばさながら「水雷屯」といった趣の一年であった。屯卦の意をひと言でいえば、それは「創造の痛み」といったところであろうか。

 幸いなことに、この秋から当庵は国際水月塾武術協会の埼玉支部を拝命させていただき、単なる手裏剣術の研修会から、仙台藩角田伝柳剛流をはじめとした古流武術の稽古場としての役割を担うようになったことは、たいへん大きな進展であったといえよう。

 翠月庵としては、すでに4回目となった春の苗木城武術演武会への参加をはじめ、友好団体である戸山流居合抜刀術美濃羽会中津川稽古会との春・夏・冬の合同稽古と手裏剣術講習会、納涼会・忘年会など、定例行事をつつがなく実施できたことはなによりであった。

 なかでも、中津川稽古会の皆さんを対象にした手裏剣術講習会は、この冬で20回以上を数え、皆さん相応に上達されてきたのは、講師としてもうれしい限りである。


 個人的には、手裏剣術に関しては昨年末、 「稽古の日常化/毎日の生活の中での稽古」、「5間の安定化(尺的)」、「3間半での精度向上(八寸的)」、「移動打剣の精度向上」という目標を掲げたが、これらはいずれも来年も継続しての課題としたい。

 一方で、やはり昨年末に会としての課題のひとつとして挙げた 「稽古形と体系の見直し/形の中での打剣について順体・逆体の再検討、手裏剣術における拍子の検討」については、この1年の試行の中で、かなり具体的な手ごたえを得ることができたので、来年中にはそれに基づいた教習体系の大幅な見直しを行う予定である。

 手裏剣術以外では、来年も引き続き柳剛流をはじめとした古流武術の実技研鑽と調査・研究を、積極的に行っていくつもりだ。


 さて、平成27年も、たくさんの方々のお世話になりました。

 師である国際水月塾武術協会の小佐野淳先生には、個人教授にて実技から口伝、武術文化全般にいたるまで、貴重なご指導とご助言をいただき、たいへんお世話になりました。来年も引き続きご指導を賜れること、たいへんうれしく、また光栄に存じます。

 戸山流居合抜刀術美濃羽会中津川稽古会のO先生には、今年も変わらぬご厚誼をいただき、また武兄としてさまざまなアドバイスや励ましをいただきまして、本当にありがとうございます。

 貴重な稽古場を提供してくださる家主様にも、心よりお礼申し上げます。


 今年が例年と大いに違ったのは、私自身あるいは当庵は直接は発信していないものの、Twitterのいわゆる武術クラスタといわれる方々の発信する情報には、たいへん刺激を受けました。

 その昔、2ちゃんねるの武板が多いに活況を呈していた時代がありましたが、その後mixiやFBをへて、現在、SNSでの武術・武道関連の情報発信の主流は、Twitterとなっているようですね。

 ありがたいことに本ブログを読んでくださり、Twitterにて紹介してくださる方や、それに対してリツイート(ってんですかね?)してくださる方々などのおかげで、ブログの書き手としてのモチベーションも上がります(笑)。

 ここで改めて、お礼申し上げます。ありがとうございます。

 そしてまた、今年も身近で支えてくれた「S」、ありがとう。

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 それでは来年も引き続き、手裏剣術伝習所 翠月庵/国際水月塾武術協会埼玉支部を、宜しくお願い申し上げます。

 まずは皆さま、良いお年をお過ごしください。

 翠月庵主
 瀬沼健司 謹識 
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