気づいてないみたいだけど・・・/(武術・武道)
- 2016/01/31(Sun) -
 昨日の「どこまでを公開するか?」という私の記事について、Twitterで某流の師範なる人物が論評を加えていた。

 一読してその論旨以前に、「失礼な文章を書く人だな・・・」と思ったので、少々述べてみる。

 以下、その論評原文を読んでいない人には意味不明で分かりにくいだろうが、ここに引用して載せるのもなんなので載せませんが悪しからず。



 さて、私は西国の武術・武道界やその趨勢などは詳しくないのだが、

 西国はわりとコピー流儀に正当性を与えやすいところがあり、中・四国やら九州やらは山がちなところが多く、とくに四国・九州は各村各派といえるくらい分派していた。山道なので交流も少なく独自化し易い土壌になるから、探せば適当な伝書と適当な過去に教えていた地名が得られる。(以上、私の武友A氏による要約)

 というような議論が、Twitterの武術クラスタの人々の間で盛り上がっていたというのは聞いていた。

 また、昭和50年代中盤から武術の世界に入って以来、創作古流や捏造流儀などが現れては消えてまた現れたり、それどころか伝承の真偽の怪しい会派や流儀が、いつのまにか本流になり、正しく伝承された会派や流儀が衰退してしまう、あるいは誰がどう見聞きしても創作流派でしかない会派が古流を名乗り、多くの門人と金を集めている(あそことか、あそことか、あそことか・・・)などというのは、うんざりするほど見聞きしてきた。


 ゆえに、過度な情報公開は、模倣者やコピー流儀を生み出すリスクがあるというのは理解している。

 だからこそ、ここでは勘所を秘した記述をしているわけだが、

 「それでも危ないから、気をつけたほうがいいよ」

 という誠意ある助言であれば、謹んで拝聴したいと思う。

 また、形の手順の公開の是非については、各人各派、それぞれの見解があるだろうし、異なる意見にも耳をかたむける意義は多いにあると思う。

 しかし文章冒頭から、

 「気づいてないみたいだけど、」

 などと、上から目線の無礼な一言から書き起こすというのは、相手に対してたいへん失礼だというのが、この人には理解できないのだろうか?

 相手に不快感を与え、敵対関係を作り出しかねないような行為(発言)を不用意あるいは無自覚にするというのは、兵法という観点からもきわめて未熟であり下手(げて)である。


 気づいてないみたいだけど、武人にとっては「敷島の道」を持ち出すまでもなく、言語も『武具』なのだから、言葉の遣い方には十分に気をつけたほうがいい。

 (了)
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