閑話にて/(身辺雑記)
- 2016/02/16(Tue) -
 「柳剛流の名称の由来についての疑問」は、次回の「その4」で終了する予定だが、その前にちょっと休憩。

 今日は(正確には昨日ですな・・・)、終日、伝票とにらめっこをして、確定申告の書類作りに忙殺されていた。

 書類が完成し、軽く晩酌をしてから「ウォーキングデッド シーズン6」の第9話を鑑賞。その後、神道無念流の立居合と、柳剛流の備之伝・備フセギ伝の稽古を少々。

 すると、すでに日付が変わって久しく、これから「その4」を書く気力を喪失した次第・・・・・・。

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 それにしても、昨年の売り上げは大幅減収であった。

 まあ、定期ものの新聞記事や、某県大手自動車販売店の広報誌など、去年は結構大口の仕事が立て続けに終わってしまったり、なにより出版業界はすでに斜陽ゆえ、年々原稿料が右肩下がりとなっている影響も大きい。

 その割に、仕事が暇だったという感覚が無いどころか、むしろ忙しかった感が強いのは、単価が下がった分、原稿の数をこなさなければならないからである。

 20年前は1ページ1万2000円だった原稿が、いまや3000円とか4000円で依頼が来る時代なのだ。いやホント、マジですぜ。

 過日、某有名出版社の経営トップのおひとりと話をする機会があったのだが、その人からも「もう紙(の出版)は、終わりですね・・・」という言葉が出たほどだ。

 とはいえ、すでに四半世紀もこの仕事をしてきて、いまさら異業種へ転職するというわけにもいかないだろうし、そもそもフリーの取材記者など、これほどツブシの利かない商売もないだろうしな(苦笑)。

 沈み行く船の中でハラを据えて、ひとつの産業の終焉を見据えていくしかあるまい。

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 先日、能登出張のおり、小さな輪島塗りの片口を買った。

 私は緑色がたいへん好きで、着物をはじめ身の回りの品物の多くを、緑系の色でそろえている。

 なんてったって、翠月庵ですから(笑)。

 逆に赤をはじめとした暖色系の色はあまり好きではなく、身の回りにそういう色合いの品物はほとんどない。

 ただし、漆器と刀の鞘だけは別で、これらについては朱色のものが大好きだ。

 朱という色は、日本では縄文時代から使われている、たいへん古い色なのだという。 「血」を思わせるその色合いに、古代人はなにか呪術的な力を感じていたのかもしれない。

 さてこの片口、酒器として使うにはいささか小ぶりなので、酒盗や雲丹など珍味を盛り込む器として使おうと思う。

 梅が咲いて、あとひと月ちょっとすれば、桜だねえ・・・・・・。

1602_片口
▲最近は横着をして携帯のカメラでばかり写真を撮っているので、たまにはまじめに一眼レフのデジカメにて。谷崎の『陰影礼賛』を意識して(笑)、ストロボはたかず地灯りのみで撮ってみた。もうちょっとアンダーでもよかったか

 (おしまい)
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