門戸は常に/(柳剛流)
- 2016/07/31(Sun) -
 本日、柳剛流を専科として学びたいということで、新たにA氏が入門された。

 A氏はすでに、某流の剣を20年以上にわたって稽古されており、ご自分の稽古会も主催されているとのことで、しっかりとした太刀捌きと当流を学ぶことへの真剣さに、指導をさせていただく私自身、たいへん学びが多く、充実した稽古となった。

 長年にわたって剣を磨いてきたひとかどの剣客が、改めて初学の門から当流を学んでくれるというのは、柳剛流を愛する者としてたいへんうれしく、また心強いことだとしみじみ思う。


 武州・惣新田(現在の幸手市)発祥の柳剛流は、往時は関東一円から奥州、あるいは西国にまでその剣脈が広がりながら、残念なことに現在は、全国でもその剣を受け継ぐ人々は数えるほどしかいない。

 このままでは間違いなく近い将来、失伝してしまうであろう。

 だからこそ今、志のある人々に当流の剣を伝え次代に伝承していくことに、私も末席ながら寄与させていただければと考えている。


 すでに熟練した剣士はもとより、武芸に関してまったくの初学者であっても、柳剛流を学び次代に繋げようという想いを同じくする人には、当庵の、そして当流の門戸は常に開かれている。

 (了)
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